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UFOで町おこしをする人たち/山下メロ・平成UMAみやげ

バブルをまたいだ平成は、いわゆるオカルト事象がやんわりと世に受け入れられていた時代でもある。「ファンシー絵みやげ」研究家の山下メロが、当時を彩った”UMAみやげ”の世界をご案内。
今回は「UFO」を町おこしに活用している地域の事例を紹介します。

文・写真=山下メロ #平成UMAみやげ

UFOみやげ

 先日、2020年11月23日にテレビ朝日系の番組『激レアさんを連れてきた。』にて、石川県羽咋市をUFOで町おこしをしたタカノさんが紹介されていました。
 当連載でも一度UFOのファンシー絵みやげについて紹介していますが、観光地を回って保護する私としては観光地とUFO、そして宇宙を使った町おこしについて紹介していきたいと思います。

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前回紹介したファンシー絵みやげ。UFOが描かれたミラー。

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こちらのファンシー絵みやげ暖簾の左上にはUFOが描かれている。

 未確認飛行物体(unidentified flying object)の略称であるUFO。日本ではこのUFOを主に「ユーフォ―」と読みます。日清のカップ焼きそば「UFO」や電気グルーヴのアルバム『UFO』など、さまざまな分野で浸透している名称です。あらゆる未確認飛行物体の呼称でありながらも、主に科学技術に優れた宇宙人が地球の文明を偵察にやってくる際の宇宙船を指します。中でも有名なのは、空飛ぶ円盤(フライングソーサー)の形をしたUFOで、特にジョージ・アダムスキーが遭遇したものが一般的です。

UFOふれあい館

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