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「資本主義」自体をリサイクル

資本主義は終わった、ようにいわれるが、
資本主義経済の中で生きている自分を、
資本によって分割してみると、
「金融資本」 貯蓄、保険、株式、投資信託など
「人的資本」 人脈、知識、健康、信用など
「固定資本」 持ち家、マンションなど
「事業資本」 副業、自分で経営する会社など
となって、
批判されているのは「金融資本」で、
儲かっている人とそうでない人、
貧富の差というか、格差がここでできている、
ということで、金融資本が目の敵にされている。

では、残りの人的資本、固定資本、事業資本はどうか。
シェアビジネス、評価の経済として歓迎されている。

朝渋「資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点」
ZUU代表の冨田和成さんのお話。

マンション借りてて、あまり使ってない部屋をairbnbで貸してるし、
民泊新法で厳しくなったけど、イベント民泊などではちゃんと残ってる。
クルマ乗らなくなってガレージ余ったから、そこをレンタルスペースとして貸したり、
クルマ乗らなくなってそのクルマをカーシェアリングに差し出したり、
持ってて使わなくなったブランド物をシェアビジネスに貸し出したり。

洋服はメルカリでしか買わない、って学生たちもいる。
個人間の取引だ。

自分がどういう資本、どういう要素をもっているか、
一度因数分解してみれば、
あんがいサラリー以外でもおカネになることはあるし、
社会貢献にもなったりする。
それはリサイクルでありリユースであり、
捨てるコスト、クリーンにするコストを減らすから。

そこで、昨日の「大隈塾Bar」の話になる。
レンタルスペースとしてのバーを持っている若者、
時間と友人を持っている若者たちが、
それぞれの資本を利用、交換しあって
おカネにし、寄付という社会貢献をする。

資本主義もリサイクル、リユースできる、というわけだ。