見出し画像

自分の得意な勉強スタイルを知る その2「深める」勉強法

「自分の得意な勉強スタイルを知る」の続編です。
今回は大学を出て、教師時代はじめのことを書きます。
私は大学を出てすぐ小学校教師としてスタートしました。
その中でずいぶん多くのことを学びました。

社会人になり本から学ぶ機会が多くなった。
身近な先生が、「本は1日に1冊読んでる」という人がいて、
「子どもが喜ぶ魅力的な実践を先生はそうなんだ。自分も挑戦してみよう」
と思って、これまた素直に1日1冊は最低読もうと実行に移し始めた。

最初はライトな内容の新書から初めて、ちょっと深めな内容のものも、
理解できたかはあまり重視せずに、
量をかせぐということを目的として取り組んだ。

学生時代受験だけに集中していたので、
ゆっくり1冊の本と向きあう習慣がなかった私は
最初のうちは1冊読めるには読めるのだけど、
1冊読むこと自体を「意識する」ことが必要だった。
まず、本を切らさないように図書館で上限の10冊常に借りていたり、
お給料は振り込まれてすぐに5万円ほ分ほど
図書館券を買っては本屋で本を買う日を作っていた。
この習慣は教師2年目から7年続けた。

で、読む本のジャンルだが、最初は教師をしていたので、
必然的に教育の本が多かった。
「この先生の理論・実践が学びになる」という人を見つけて、
その人の書いた本は必ず手に入れて読むようにした。

次に、その人の所属する教員サークルの人の中で本を出している人がおり、
そういう人たちの本も読んでいき、
新たに出版されたらすぐに読んだ。
近場にそういうサークルがあればサークル会員になり例会へも足を運んだ。

教員サークルでは本だけでなく、
会員の冊子やメールマガジンなども発行されていたので、
それらの資料も読んだり、その人たちが昔出版していて今は絶版している
というようなものも何とか取り寄せて読むというようなこともしてきた。

本での学習をすすめながら、本を出版されている方の講演会にも足を運び、
そういった先生方の勤務されている学校や学級にも行った。

そうこうしているうちに、サークルの先生方に機会をいただいて、
人前で話をする経験や模擬授業をする経験、
そして、問題集や書籍を出版するような機会もいただいた。

この時期は本を読むことを中心にして、
人に出会っていろいろな場で話を聞いたり、
自分でも話をしたり、文章を書いたりと様々なスタイルで勉強した。

多少の努力はしたけれど、
ストレングスファインダーという強みを知るツールを試してみると、
(ストレングスファインダーについてはまた別の記事で)
そのころの結果では「目標志向」に加えて
「学習欲」や「収集心」があったため、
自然に自分の性質にかなった運びをしていたし、
だからこそ勉強の日々はただ楽しかったように思う。

深めるにも、深めるための勉強法は個性に適ったものがあり、
どういう深め方をしていくかは千差万別だろう。


Facebookグループでリアルタイム活動報告してます。
里山暮らし大好き【ミライの村づくり】 | Facebook

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?