スピリチュアルな仕事、現実的な仕事

実は昨日、おとといと宅建の登録実務講習というものに行ってまいりました。noteをずっと読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、4年前に宅建に合格し、当時は公務員だったので登録せずほったらかしだったのですが、ここにきて登録しようと思いたち、実務経験2年に満たない人が受ける講習を受けてきたんですね。宅建の知識を見聞きするのは久しぶりで、ほとんど忘れていた感じなのですが汗、不動産業界の経験豊富な講師の方の話などを、「現実的な仕事ってこんな感じだよなぁ」と思いながら聞いてました。

自然療法やスピリチュアル系のことを学び、仕事にしようとしているので、学ぶ場や友達にもそっち系の人が多いですし、そういうのが好きな方が必然に多くなります。そういう方とはスピ系の話題も多いように思います。もちろん私はそういう話が好きですし、陰謀論的な話やオカルト的な話も大好物。しかし、ずっとそればっかりなのも疑問に思うところがあるようで、時にすごく現実的なというか、俗っぽい話を見聞きしたくなることもあります。そこら辺のバランスが大事だなと感じていて、どっちにも傾倒したくないと思っています。「お金お金」「ビジネスビジネス」…で頭がいっぱいなのも嫌だし、「愛」とか「天使」とか「引き寄せ」とかずっと言ってるのもなんか違うなと思います。

今私はアルバイトもしていて、そこは特にスピリチュアルが好きな人たちの集まりではないので、そこら辺の価値観が同じだとは思わないのですが、でもその職場の人間関係や仕事内容は好きなので続けています。学生時代の友人や公務員時代の友人ともまだ続いていますし、スピ好きな人としか付き合わない!みたいなことももちろんありません。一般によく聞く(私もよく使う)「スピ系」という言葉がありますが、人類が「スピ系」と「非スピ系」に分かれているという分離があるわけじゃないですし、これは単なる便宜上の言葉で、それにこだわりすぎると「スピは宗教だ」的な言説につながっていく気がします。あまりに考えが違うと確かに話が合わないということはありますが、あの人はスピ系じゃないからどーのこーの、とか仲良くしない、とかそんなことはありません。相手が「村上は最近変なことを言っている」と思っていることはあるかもしれませんが(笑)。

仕事の話にしても、以前から不動産には興味があったので、昨日の講習もとても興味深く聞いていましたし、めちゃめちゃブラックそうな業界だなと思うけれども、学ぶ分にはとても面白い分野だなと感じました。スピに傾きすぎるとバランスを取ろうとして現実的なこともしたくなるのだなぁと思いましたし、どっちが良いとか悪いとかではなく、やりたいならどっちもやればいいじゃん、という気持ちになりましたね。「パラレルキャリア」という生き方にも書きましたが、小さな仕事を複数持つというのは、これからの私の理想の働き方だなぁと思っているので、スピ系だろうが現実的な仕事だろうが、こだわらずにやりたいことは全部やれる可能性を残しておこうと思いました。

まだ何も始めていない私がこんなことを言うのもなんですが、いったんは自然療法やヒーリング、占い的なことをやろうと思ってそのうちやり始めると思うのですが、一生それだけをやるかということについては全くわかりませんし、おそらく一生はやらないと思っています。いつも書いているように、すべては「プロセス」で、好きなことややりたいこと、価値観というのも刻一刻と変化していっているわけです。だから、スピリチュアルなことを仕事にしたいという自分もいれば、ゴリゴリ現実的なことをしたいという自分もいて当たり前だし、どちらかに絞ろうとか、両者に必要以上に分離感を感じることもないのだなと感じます。それに興味があるということは、あなたにしかない価値である。いつもそんなようなことを書いてきましたが、「スピリチュアルな宅建士」なんてそうそういないでしょうから、それだけで価値があるのかもしれません。「波動が高い物件のみ扱います」なんて掲げたらかなりニーズがあることでしょう(笑)。ものは考えよう。既存の仕事の枠や、「スピな仕事」「現実的な仕事」という分離にとらわれずに、柔軟に「パラレルキャリア」を模索していこうと思いました。

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