10年間続けたいことって何だろう?

今年の頭からずっと書きたいと思っていた話を書いてみます。私の好きなアーティスト2大巨塔のうちの一人、サカナクションの山口一郎さんがやられているラジオ「サカナロックス」の2017年1月5日放送分を聴いて考えていたことです(書き起こし文へのリンク)。サカナクションが今年メジャーデビュー10周年ということに関連して、最後に「あなたにとって10年間続けたいこととは?」という投げかけがあったんですね。それを10年間やり続けた10年後、やらなかった10年後は全く違ったものになると。「原因と結果の法則」から言っても、両者に大きな違いがあるだろうことは容易に想像がつきますよね。

「続ける」というのはかなりの忍耐力が必要なので、他者にやれと言われてできるものではありません。本当にそれが好きで、夢中になってやれるものでなければ10年という期間は到底続かないでしょう。私自身はその放送を聴いた時に「やっぱ勉強と書くことだろうな~」となんとなく思ったんですよね。あと、そのラジオを聴いた時に殴り書き的なメモを書いていて、「承認欲求のためにやることは続かない、自分が好きで楽しくないと」と雑な字で書いてました(笑)。チラシの裏とボールペンが友達なので、何でもかんでも思いついたことはメモするんですよね。

たまに「よくそんなに毎日文章書けるよね、続けられる人すごいなぁ」と言ってくださる方もいらっしゃるのですが、それはたまたま文章を書くことが好きだっただけであり、よくよく聞くとその方も長く続けてらっしゃる趣味があるとのこと。ちなみに私は運動が好きではないので何度ジムやヨガに通っても続かず、音楽も好きですが楽器の練習は飽きて続かず、結構ありとあらゆるものが続かないんですよ(笑)。学生の頃にもし運動部に入っていたとしても、基礎体力をつける下積みの時期に体力の限界で辞めてたと思うんで、やっぱり音楽系が自分には合ってたのだろうと今では思いますね。体力に負荷かかる系は今も昔も一切続かないのですからね。

今でこそモラトリアム期間を謳歌している私ですが、働いていた時は「定年までなんて絶対無理、10年後は37歳…いやいやそれまでも無理だわ…もう一度異動する?それもないな、なら今年度いっぱいだな…」と何年後まで働けるかをイメージしては「それは無理だ…」と辞める決意を固めていったのでした。あることを続けられるイメージができるかどうかってすごく大事だと思います。イメージできたとして、それをしている自分が自分らしくいられていなかったり、辛そうだったりしたら、それもあまり好ましい方向性ではないのでしょうね。誰しも本来の自分がベストな資質を輝かせられるイメージができる方向に向かいたいですからね。

ラジオでの一郎くんの問いかけは、10年間続け「たい」ことは?という聞き方だったので、できるかどうかではなく自分がどうしたいかという能動的な気持ちを聞きたかったみたいです。毎日できるかはわからないけれど、10年間何らかの勉強はずっと続けたいし、本もたくさん読みたいし、オンラインかオフラインかはさておき文章を書くことは長く続けたいなと思いました。あとは今せっかく数か月続いているので瞑想も10年間続けたいです。それこそするかしないかでは、10年後に大きな差になると思うので。「未来は今決まっている」、以前に恩師に言われました。未来に大きな実り、収穫を得たいのであれば、それ相応の種を今から蒔いておく必要がありますよね。私たちの肉体次元での人生は有限なので、何に時間・お金・労力を割くかに日々意識的であり続けることはとても大切だと思います。どんな結果が待っているかはまるでわらないけれど、まずは向こう10年間、大好きな勉強&書くことをこれからもコツコツ続けていこうと思いました。

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