いつでも「ON」で、いつでも「OFF」で

仕事を辞めてから、オンとオフの区別がほとんどなくなり、オンとオフとか仕事とプライベートといったものの境界が非常にあいまいになりました。フルタイムで働いてた頃は、土日と平日18:30くらいに帰宅してそこから夜寝るまでが自由時間で、完全にオンとオフの区別がありましたね。例えば今、ハーブやアロマ屋さんで商品を見たり買ったりする行為は、今までは「オフ」でしたが、今はオンでもありオフでもあるといった感じ。生活すべてがそんな感じになりつつあります。

オンとオフの区別がなくなって、ある意味とても生きやすくなったのですが、実体験してからわかる感覚としては、「これは完全にオフ=仕事と関係なくやること」という時間がほとんどないということです。新しいサービスを始めるにあたり、すべての時間をその準備に尽力しなければならない、という感覚があり、どんなときもネタを探し、勉強をしようとしてしまう感じです。これはおそらく個人事業主&フリーランスあるあるなのではないでしょうか。私も最近までそういう思い込みがあることに気づかなかったのですが、毎日好き勝手暮らしてはいても、完全に仕事のことを考えない日はあんまりなかったかもしれません。毎日このnoteを書いているのもその一因かもしれませんね。

やはり意識的に「完全オフ」を設けた方が良いかな、と思ったりもしますが、それこそ仕事とプライベートの境がないので、「オフ」と思っていても占星術や縄文時代の勉強をしたりしていそうです。「ダラダラ何もしないこと」が一番難しいの記事にも似てきましたが、常に「何かをしないと」と思ってしまうため、ゆっくり何もしないで休むということが難しいのだなぁと改めて思いました。その辺りが「自分に厳しい」と言われる由縁なのでしょうか?私の周りには幸い素晴らしい師の方がたくさんいらっしゃり、その方々と自分を比べてしまって「自分は未熟だ」と感じてしまうことが多々あります。だからこそその「不足感」を埋めようと、「何かしないと」という気持ちに襲われるということに今書いていて気づきました。「自分を甘やかす」ってどういうこと?の記事にも書きましたが、私にとって「自分を甘やかす」ということは鬼門で、まだイマイチ習慣化できていない部分があります。厳しくしている自覚は全くないのです。

時間だけでなくお金に使い方についても知らず知らず制限している感覚はあります。ファッションや娯楽に使うお金は減ったと思うのですが、「自分で生計を立てていない身分でそんなことにお金を使ってはいけない」という思い込みがあるように感じます。それは完全なる思い込みで、使ってはいけないということはないのですが、常に「お金は新しいことを始めるために使わなければならない」という気持ちはあるなぁと気づきました。

時間とお金の使い方。それこそ人生とも言えます。「○○してはいけない」「○○するべき」という思い込みがあるほど、制限とジャッジが増え、生きづらくなることは確か。「フルタイムで働く」という時間の制限がなくなることで、自分で制限を作ってしまっていたということ。真に自由になるというのは、意識の面でなかなか難しいようです。状況が変わると、その状況に応じた思い込みや制限を自分で作ってしまうもの。せっかくオンとオフの区別がなくなるという、以前はのどから手が出るほど欲しかった生活を手に入れたのだから、それを十二分に謳歌したいです。あまり自分に制限をかけすぎず、肩の力を抜いて日々過ごしていけたらと感じます。

note過去記事一覧はこちら

ホリスティックな健康をサポートするGreen Cosmoのページはこちら

「note見た」で友達申請→村上遥のFacebook

Twitter再開しました!→Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?