20歳大学生が毎月、長野県の村に行く理由
お久しぶりです!大学2年の矢野優介です。
洗濯好きです。
最近、あまり村に行けてませんが、溢れる思いをまとめました。
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車で4時間。僕は毎月、村に行く。
1つは長野県下高井郡木島平村。もう1つは長野県下水内郡栄村。
レンタカーを借りて、ガソリン代を払って、高速代を払って、宿代を払って、村に行く。1泊2日で1万円前後。
学生であり、月の稼ぎが多くても5万の僕にとっては、少ない額ではない。
木島平には、今年1年ででおそらく10回くらい行った。日数にすると3週間分くらい。
栄村には、おそらく5回くらい。日数にすると10日分くらい。
なぜ行くか?
観光のため、ではない。
名所と呼ばれるところは一通り回って、さすがに飽きてきた笑
ではなぜ行くか?
それは
「人に会いに行くため」
です。
おそらく、地域系の学生団体で継続的に地域に入っている人はほぼこの理由で地域に通い続けてると思う。少なくとも僕の周りはみんなそう。
自分が訪れることを喜んでくれるかもしれない人がいる。
自分を待ってくれているかもしれない人がいる。
そんなことを勝手に思いながら、僕は村に行きます。
もしかしたら、自分の存在する意味を見つけるために村を訪れているのかもしれないな。
村に行くと、「都市の大勢の中の一人」が「貴重な若者」になる。
「東京から来た大学生」というだけでチヤホヤされる。
それが気持ちよくて、村に行ってるのかもしれない。
移住・定住を促進して人口を維持することは、生活の質を保つ上でもちろん大事。
でも、それより大事なのは、現地に住んでいる人が楽しく暮らすことだと思ってます。
現地に住んでいる人が楽しそうであれば、自然と人は集まると思う。
その中で、終わりを迎える集落もあるかもしれないけれど、それは仕方ないことなのかもしれない。
現地に住んでない僕らが介入できるところじゃないのかも。
正直、現状では移住は考えられない。
大きなことは、多分できない。
でもあの人に会うために、あそこに行きたい。
そんな人が増えるようなきっかけを作っていきたい。僕もその中の一人。
都市部にいながらでも継続的に地方と支え合う仕組み。
一例を挙げると
地方に遊びに行く+何かで力になる
のような。やり方は人によって様々だと思う。
僕は、いつも温かく「おかえり〜」と迎えてくれるこの2つの村を
”第二の故郷”のように感じてます。
縁もゆかりもない学生を孫のように迎えてくれる温かさがたまらなく好き
僕らの企画で、初めてこれらの村に行った人は、口を揃えて
「人の温かさに感動した。」
と言う。
都市部の学生にとっては、この温かさが新鮮なのかも。
そして、その延長線上に移住があるのかなと。
自分がもっといろんな経験をして力をつけて、いつか恩返ししたい。
最近は、以前ほどは行けてないけど、その代わりに東京で力をつけてます!
大好きな人たちに会いに行くために、僕は村に行きます!
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