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【超最短マスター知財検定3級】#07重要項目リスト【忙しい人のための】

「11月に初めて3級を受けるんだけど、どこから手をつけたらいいのかわからない」って人のために、試験で問われそうな重要ポイントをまとめました。だいたい、この辺りのことを抑えておけば合格ラインに到達するはずです。このリストに沿って、適宜参考書などで知識を足していけば、直前期のチェック用にも使えると思います。

勉強道具

勉強道具は以下の3点を揃えましょう。
 ・公式過去問集
 ・教科書
 ・条文集(ネット上のものでも可)

公式の過去問集と何らかの教科書があると鬼に金棒です。ただ、3級の受検勉強に時間を割けないって人もいると思うので、公式テキストより拙著を薦めます。本当に合格ラインぎりぎりの知識だけ説明しているので、反復して知識定着に努めた方が合格しやすいと思います。また、用語の定義や制度趣旨などは根拠と共に抑えてあるので、2級にステップアップする時も戸惑いにくいでしょう。最短の知識だけど、法的な考え方は抑えてあるのです。

マンガで学ぶ知的財産管理技能検定3級最短マスター/佐倉 豪
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重要ポイントの一覧

だだーっと一気に行きますよ!適宜、コピペするなどして保存してください。

特許法
・企業戦略として特許出願or営業秘密の判断
・先行技術調査の重要性(JPlat-Patの活用)
・特許要件
 -法上の発明であること
 -産業上利用可能性
 -新規性,進歩性
 -先願
・新規性の判断基準(世界主義)
・新規性喪失の例外規定
 -新規性喪失から1年内に出願
・特許を受ける権利の承継
・職務発明の成立要件,予約承継
・特許出願
 -添付書面「願・明・請・図・要」
 -発明の単一性
 -明細書の記載要件
 -国内優先権制度
・出願公開と補償金請求
・出願審査請求
・拒絶理由通知への対応
 -意見書,手続補正書
 -出願の分割
 -出願変更
・拒絶査定不服審判
・特許権の設定登録
 -独占権
 -特許料と追納制度
 -存続期間
 -特許権の共有
・実施権
 -専用実施権と通常実施権
・特許権の技術的範囲と侵害成否判断
・侵害対応
 -特許発明の実施態様
 -救済措置
・侵害警告への対応
・特許無効審判
・104条の3

実用新案法
・保護対象
・実体審査なし
・実用新案技術評価書
・訂正
・保護期間

意匠法
・保護対象
・物品の形状等、建築物の形状等、画像、内装
・部分意匠
・動的意匠
・関連意匠
・秘密意匠
・組物の意匠
・出願審査の請求不要
・意匠の登録要件
 -工業上利用可能性
 -創作非容易性
 -機能を果たすために不可欠な形状
・類否判断
・意匠権の効力範囲

商標法
・保護対象
・地理的表示
・商標の機能
・小売等役務商標
・一商標一出願,多区分性
・出願審査の請求不要
・自他商品等識別力
 -普通名称
 -慣用商標
 -原産地表示等
・商標の登録阻却要件
 -他人の氏名等
 -他人の周知商標
 -他人の先願線登録商標
 -他人の業務に係る商品等との混同
 -品質誤認
 -不正利用目的
・商標権の効力と類否判断
・存続期間と更新制度
・商標の管理(普通名称化の防止)
・不使用取消審判

著作権法
・保護対象
・著作物の定義
・著作物の具体例
・映画の著作物の特例
 -著作者
 -保護期間
 -頒布権
・その他の著作物
 -二次的著作物
 -編集の著作物
 -データベースの著作物
・著作者と著作権者
 -共同著作
 -職務著作の成立要件
 -プログラムの著作物
・著作者人格権
 -公表権
 -同一性保持権
 -氏名表示権
 -一身専属性
・著作財産権
 -複製権
 -公衆送信権(送信可能化権)
 -譲渡権・貸与権と頒布権
 -翻案権
 -展示権
・権利行使の制限
 -私的使用
 -引用
 -バックアップ
 -図書館・教育機関
・著作隣接権
 -実演家
 -レコード製作者
 -放送事業者・有線放送事業者
 -ワンチャンス主義
・保護期間
 -著作物の完成から保護開始
 -原則,著作者の死後70年(放送・有線放送は50年)
 -例外:ペンネーム,職務著作,映画の著作物
・侵害対応
 -依拠性
 -実質同一
 -救済措置
・出版権

条約
・外国への出願
・パリ条約
 -特許独立の原則
 -パリ優先権
・特許協力条約
 -国際出願から国内移行
 -国際公開
 -国際調査
 -国際予備審査


その他
・肖像権・パブリシティ権
・商品化権
・営業秘密と不正競争防止法
 -営業秘密の成立要件
 -不正競争行為の類型
・価格カルテルと独占禁止法
・種苗法
 -保護対象
 -保護期間
・弁理士法
 -弁理士の業務

このくらいやっとくと問題ないかと思いますが、もし不足している部分があれば追加して行きたいと思います。

まとめ

今回は知財管理技能検定3級に出題されそうな重要ポイントをまとめました。11月試験に向けて、適宜、知識を補足したり、過去問を解いて分からなかったところを追記するなどしてください。

11月試験まで4カ月です。頑張りましょう!

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