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つまらない話に耳を傾けてくれた、母親のように。

「学校どうだった?」
「誰と遊んだの?」
「楽しかった?」

そんなことを毎日のように聞いてくれた母親。


「別に」
とか、
「今日体育したよ」
とか、

わたしは、つまらない回答しかしていなかったのに。


今、母親のように、
オチのないつまらないわたしの話に、
心からの関心を向けてくれる人は
いったい何人いるんだろう…。

おそらくいないんだろうな…
なんてことを思うと、

”愛”って簡単には手に入らないもので、
でも、手に入ると、とてつもない平穏と喜びを与えてくれるものだと
感じさせられます。

そんな人をどれだけつくれるかで、
人生で得られる幸せの数も、変わってくるのでしょう。


母がわたしを愛してくれたように、
わたしも誰かに愛を与えてみたい。

母がわたしを愛をしてくれたように、
誰からまた、愛されたい。


安らぎで包まれた幸せの日々を、送りたい。


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