ポケモンサンムーン攻略サイトにブログ運営の極意をみた
ゲームの攻略サイトには、サイトやブログを運営するうえで重要なノウハウが詰まっています。
人気のゲームが発売された直後の時期というのはノウハウの塊であり、「どういうことを書けば読まれるか」という点で非常に参考になります。
ここ1週間ほどポケモンサンムーンの攻略サイトを見ていて思ったのは、内部リンクの入れ方や情報の出し方が上手だということ。
読み手の意図をしっかりと把握しており、疑問に思っていることをピタリと言い当てるようなサイトも見られました。
例:http://blog.game-de.com/pm-sm/sm-silverbottlecap/
サイトを分析してみて思ったことを以下にまとめましたので、ブログ運営の参考にどうぞ。
※↑の記事は専門用語だらけなので、各項目では一般化して解説しています。そのため専門的な用語にはあまり触れていません。
実際にプレイしてみると専門用語がわかるだけでなく、読み手目線の勉強にもなります。
みんなが欲しがる情報を書く
ゲームをとっととクリアしてやりこみ要素をやりたい。
最短でゲームをクリアしたい。
ミスなく立ち回りたい。
これがゲーム攻略サイトを訪れる人の心理です。
ゲームをプレイする人の中にはネタバレを嫌う人もいますが、そんな人はごく少数。ネタバレがイヤなら攻略サイトなんて見ません。笑
プレイヤーの大半は攻略情報を手に入れてお得な立ち回りをしたいと考えているので、効率のいいルートなどはウケます。
また取り返しのつかない要素、期間限定イベントなど、取り逃すと損な情報がまとまった記事も便利です。
損しないような情報がまとまった記事は、読み手からすれば非常にニーズがあります。ゲームをプレイする側としても損したくないのです。
誰も書いていないことを書く
・やりこみ要素の情報
・細かい検証
ゲームが出たばかりの時期はやりこみ要素に関する情報が少なく、裏ステージでボスを倒した後の情報は出回りづらいです。
ポケモンサンムーンには相手と同じ強さ・ルールで勝ち抜き戦を行う「バトルツリー」と呼ばれる施設がゲーム内にあり、クリア後かつ難易度の高さから1週間前はほとんど情報が出回っていませんでした。
やりこんだ後の情報がようやく出てきたところで、1週間前はやりこみ要素の出し方的な情報ばかり。
みんなが知りたいけど調べるのが面倒・難しい情報。公開して読まれるのは自明ですよね。
宿題の答えやノートが需要あるのと同じように、みんなが知りたい情報を先回りしてまとめることができれば読まれる記事を量産できます。
読み手の不安を理解して太字や画像、内部リンクを貼る
タイトルやキーワードから読み手が疑問に感じていることを推測し、適切な位置に適切な情報を書く。場合によってサイト内の別の記事に飛ばす。
これはごく当たり前のことですが、読み手目線がないと難しいです。
順を追って説明する中で、読み手には「この情報が欲しい」というような気持ちが出てきます。ゴールドが必要な時には、ゴールドの稼ぎ方を知りたいと思うでしょう。
記事内で順序立てて説明し、つまづきポイントや対策方法を載せた場合、読み手の満足度は大きく向上します。
太字で強調する情報、画像での説明も同じことで、読み手が気になっていること、不安に思うことを太字で強調することで、見ただけで内容を理解することができます。
ゲーム攻略サイトに来る場合には文章を読みたくない状態になっていることが多いので、画像や太字で不安を解消するのは理にかなった書き方です。
補足を活用する
記事を最後まで書いて「まとめ」だと、ほかのサイトの記事と代わり映えしません。そこで補足やP.S.の出番。みんながやらないから目立ちます。
「まとめ」の後に補足を入れて、理解を助けるような形で情報をまとめるといいでしょう。箇条書き、表など、書き方はさまざまです。
例にあげた記事では補足にアフィリエイトリンクが貼られています。記事中ではなくまとめの後に貼ると、そこまで悪目立ちせずにアフィリンクを貼れるでしょう。
補足部分は読み手が注目しやすく、また最後まで読んでくれる人は購買意欲も比較的高いので、補足を入れるのは非常に合理性があります。
まとめ
たとえゲーム攻略サイトといっても、その実態は広告収入などで運営されているサイト。ブログと変わりません。
デザインから情報の出し方まで色々と勉強になるので、ゲームに関して知識のある人は自分の知っているものを見てみるのがオススメです。
攻略サイトを見るだけでなく、実際にゲームをプレイすると読み手のニーズや不満を理解しやすいです。これは実体験に基づくアフィリエイトをするのと同じで、読み手の満足度を上げるうえでは有効なやり方です。
補足
上記に挙げた以外にも、ゲーム攻略サイトから学べる点はたくさんあります。
特にゲームが出て間もない頃の様子を観察すると、トレンド記事の書き方について学べるでしょう。
特徴は「思考の先回り」で、みんなが欲しい情報をまとめた記事は読まれやすいです。調べるのは手間ですから、そこを調べてあげることで読んでもらえる記事になります。
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