特撮のネーミングがえらいことになってる件について。

3月から新番組『爆上戦隊ブンブンジャー』が始まる。

《クルマ》×《つくる》

がモチーフらしい。

サイトを見ると、3人の戦隊もの。

3人というのはさほど珍しくはない。

きっと後から追加戦士も登場するはず。

と、詳細はまだ明かされていないが、

冒頭の一文で誰もが突っ込むと思う。

自分もこのネーミングに「あらら・・・」となってしまった。

今作の『王様戦隊キングオージャー』は別に違和感はない。

むしろオシャレだと思ってる。

ただ前作に至っては『暴太郎(あばたろう)戦隊ドンブラザーズ』。

”あばたろう”を変換しようものなら、

『痘痕労』と変換されるので、

『暴れる太郎』と一度書いて『れる』を消したほうが手っ取り早い。

※痘痕(あばた)=天然痘がなおったあと。皮膚にぶつぶつと小さなくぼみが残る。

前年からネーミングがどうかしてるとは思ってた。

王様戦隊キングオージャーになって、前年のはちょっとした遊び心だと思ってた。

ドンブラザーズはちゃんと見なかったが、桃太郎をモチーフにしてることは知っている。

さて、次回スタートの『爆上戦隊ブンブンジャー』について。

このネーミングがどうやって誕生したのか考察してみた。

『ブンブン』は運転するときの音だと想像できた。

とりあえず《ブンブン 意味》で検索。

①昆虫類の羽音を表す言葉
②鋭く風を切り続ける音、物を勢いよく振り廻したり、機械などの回転したりする音を表わす語。

コトバンク

自分が想像していた『ブンブン=運転』という説明は書かれていなかった。

念のため、《ブンブン オノマトペ》でも検索。

①虫の羽音。
②物を勢い振り回したときに出る、風を切る音。

日本語NET

やっぱり『ブンブン=運転』という説明は書かれていなかった。

納得いかないので、《ブンブン 車》で検索。

ノリノリな音楽が流れてきた♪

やっぱり『ブンブン=車』のイメージは間違っていなかった。

2022年1月におかあさんといっしょで流れていたらしい。

名前を考える会議で

「ちょっとこの歌ノリノリでいい感じだから、歌のタイトルを借りてブンブンジャーで行こう!」

新作特撮シリーズのタイトル決め会議の様子(想像)

という案が採用されたのではないだろうか?

となると『爆上』の意味もなんとなく分かってきたような気がする。

数年前の女子高生が使ってたような、そうでないようなそんな言葉。

とりあえず《爆上げ 意味》で検索。

急激に上がることです。個人的にはあまり使わない言葉です。人や物の評価、価値が急激にあがった時に使われることが多いかと思います。また、気温などが急激に上がった際にも使えなくはないです。

HiNativeアプリ

某サイトの知恵袋とかで見る回答のような文章しか出てこなかった。

ただ、『ブンブンにじいろカー』から次回作のネーミングが誕生した感は否めない。

しかもこの『ブンブンにじいろカー』の作曲、織田哲郎さん。

ZARDの『負けないで』やKinki Kidsの『ボクの背中には羽がある』などなど、いろんな楽曲を提供しているすごい人だった。

『爆上戦隊ブンブンジャー』のネーミングを考察してたら、織田哲郎さんにまで繋がってしまった。

これ以上は話が大きくそれそうなので、話をもとに戻す。

次回作を見るかどうかは分からない。

少なくともタイトルを見たときに『見たい!』という欲は出なかった。

でもまだ分からない。これから発表される宣伝だとかを見たら、見たくなるかもしれない。

そして新作が発表されるということは、現在放送されている『王様戦隊キングオージャー』が終わることでもある。

キングオージャーは個人的に好きだったので、終わるのは名残惜しい。


ちなみに”爆上”と入力すると100%”爆上げ”と変換されるため、毎回”げ”を削除している。


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