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26歳女子だもの 愛し愛されたい

このnoteは、26歳の今、パートナーや家族を持つことに対しての率直な想いを書き留めておく備忘録です。

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おうちにいる時間が長いので、10年ほど前のアメリカンホームドラマ、brothres&sisters(以下ブラシス)を見返している。
高校生の時、まだ実家を出る前に家族と共に途中まで見ていた。

当時からかなりのめり込んで見ていたが、26歳になった今見るのではかなり重みが違う。
※ドラマのネタバレが入るので知りたくないぜ!って方はご遠慮ください。

私を取り巻く環境は、26歳にもなると、周りは結婚ラッシュで月一で結婚式に出席なんて歳。中には2人目産まれちゃった❤️なんて子もザラである。一方私は未婚、彼氏もなければ結婚願望もなし。「ケッコン…?ナニソレオイシイノ?」状態。
結婚ってなんだろう。家庭を築くって?家族になるって?
全然全くわからない。私はまだきゅんきゅんしたいし。少女漫画みたいな恋諦めてないし…。
そんな中、まあきゅんきゅんとは程遠いブラシスを10年ぶりくらいに見始めわけである。

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ブラシスは全員成人している5人きょうだいと母のウォーカー家、それを取り巻く人間たちのヒューマンドラマ。このウォーカー家はかなりキャラが色濃く、不倫や事故、病気に訴訟、大統領選出馬など波乱万丈な生き方をしているご家族である。このドラマの節々で、照れ臭いくらいに家族とか愛とかについて見せつけられるのだ。

癌を患った妻を支える夫。お姉さんができて嬉しい、と心から喜ぶウォーカー家に嫁ぐ一人っ子の女の子。すれ違いで離婚までちらついたけれど、それでも愛しているからそばにいたい、とまっすぐ目を見て伝え合う夫婦。ゲイでも養子を迎え入れて家族を築こうとする形。

うーーーーん、これか。家族ってこれなのか。愛するってこういうことなのか。
他にどんなに辛いことや嫌なことがあっても、無条件で何よりも優先しようと心から思えるもの。いて当たり前だけど何よりも尊いもの。本気でその人のことを常に最優先で考えられること。きゅんはないけれど、ずっと大切な最前線の存在であり続けること。このまっすぐな感情が、26歳の今、まっすぐに受け入れられた。
全ての家族がこんなアツいわけじゃないし、現に私の家族もドライなところがあるので気がつかなかった。自分の父と母を引き合いに出して愛の話をするのがむず痒かったことも少しあるかもしれない。
みんなが「家族が欲しい」というのは、こういうまっすぐな感覚なのかなあ…とブラシスを見て思った。
私もまっすぐに愛したいし、ただまっすぐに愛されたい。心から愛せる家庭を、愛に溢れた、まっすぐな家庭を築きたい。
まっすぐに愛されるに足るまっすぐな女性になりたい。

26歳女子、初めてそう感じたのでした。ブラシス、最後まで見よう。

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