ぐーたらなアニメ感想 ~干物妹!うまるちゃん(1期)~


 🔶内容🔶
外では容姿端麗 成績優秀人当たりもいいのだが、内では2頭身になりグーダラな妹に変身する土間うまると、
社会人で世話焼きな兄の土間タイヘイによる日常系ギャグコメディ
自由奔放でわがまま放題兄にぶつけるうまると、それに振り回されながらもなんやかんやで妹が可愛く面倒を見る兄
 また干物妹の意味はおそらく干物女(恋愛や様々なことをめんどくさがる女性)と妹をかけていると思われる。


 🔶うまるのキャラ🔶
うまるは表裏があり、家にいるときは40cm程の2頭身に変身し何かと兄にわがままを言い、ゲーム漫画ネトゲお菓子夜更かしなど
『宴』と称して夜にポテチを開けコーラを飲みゲームをする。なんとも体に悪そうだが楽しそうである。
そんな風にぐーたらと好き放題をしている印象がある一方、周りにはそんな人間性を隠しながらも別に腹黒いわけでもなければ実際には友達思いである。
 また内向的で勉強ができない海老名ちゃん、周りから怖がれるきりえちゃん、目立ちたがりでうまるを一方的にライバル視するシルフィン
誰とでもうまるは仲良くなれるのではないだろうか。
 またきりえちゃんはうまるとこまるの区別がつかないため2頭身はキャラ性格のチェンジする際の比喩表現ではなく本当に見た目も変身していると思われれる。


 🔶ギャグ🔶
うまるは家にいるときは40cm程の2頭身に変身し何かと兄にわがままを言い怒らせることもよくあり、
それらのやり取りが今作のコメディとしての面白さとして描かれている。
 大体アニメにおいてオタクなキャラがアニメ内に登場すると、パロ要素が強めになる印象がうまるの場合は元ネタとして
(初音ミク、トニートニーチョッパー、ニコニコ動画、PSP、ジャンプ雑誌、たけのこの里、カルビーポテトチップス)等がある
それからハムスター、猫のぬいぐるみなど動物の顔つきや表情が非常にシュールであり、それらもコメディとしての成分を引き立たせている。


 🔶OAD(全2話)🔶
兄と一緒にデートさながらに出かける様子は兄妹の本質的な意味で仲の良さが良く出ていたり
うまるは隠し事がありながらも仲のいい友達関係が構築できており(秘密があっても肯定される関係性であることがポイント)
いつも通りのテンションで描かれている。


 🔶感想など🔶
うまるの外と内で人格が変わり、それによる兄とのやりとりは面白く見ることができネタ切れにもならず安定した内容のクオリティである。
漫画やアニメにいろんな兄妹がいると思うが、うまるとタイヘイのような関係性が一番ちょうどいい。
またうまるワールド全開なOPは聞いてて頭に残り、EDは清涼感あふれるものとなっており最終話だけ歌詞とアニメーションを変えている。
 そしてなにげにうまるの時とUMRの時とこまるの時で声を使い分けている。