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商売のヒントは中洲にあるのかもしれないなぁ、と思ったお話

家が中洲にあるということがあって、最近は中洲で夜ご飯を食べる機会が増えた。

中洲といえば、東京の歌舞伎町みたいなイメージを持たれるかもしれないけれど、実はとても素敵で穴場のお店が沢山眠っている。(しかも、意外と安くて美味しいお店がいっぱいある!!)

(↑一番大好きなお店のうどん。大好きすぎるお店なので、お店の名前はまたいつかnoteに書きます…🙇‍♀️)

もちろん中には予想以上に値段が高くて、「失敗した……」という経験もあるけれど、その代わりに良いお店を見つけたら、何度も通いたくなるほどの魅力があるのだ。

正直なところ、私は中洲に住むまでリピートして通い続けるようなお店に出会ったことがない。

大学時代は天神でご飯を食べることが多かったのだけれど、美味しい!!と思うお店を見つけても、何度も通うことはなかった。

中洲のお店の魅力とは

中洲のお店に行くようになってから、お店の人と会話することが増えた。

うちは一見さんは滅多に来ないよ。逆にこんな分かりにくい場所で一見さんが来たら、「誰かの紹介ですか?」て聞いちゃうもんね(笑)

この間テレビでお店が紹介されてから、予約の電話がひっきりなしに来てね。はじめは受けてたけど、お断りするようになったんだよ。前に一度、テレビの影響でお店がいっぱいになった時に、常連さんがお店に入れなくて、すごく申し訳ないことをしたと思ってね。

話の中で強く感じたこと。
それは、彼らは何よりも常連さんを大切にしていることだった。

彼らには、広告や宣伝をするという考えがほとんどない。それどころかお店の外観は目立たずにひっそりとしていて、多くの人がお店に気づかずに通り過ぎてしまうほどだ。

その代わり、お店の魅力に気づいて訪れたお客さんの心をしっかりと掴んでいくからすごいなぁ、、と思う。

多くのお店において、広告は新たなお客さんを集めるための手段として重要な役割を果たしている。

もちろん広告を打ってお客さんを集めることは大切だけれど、どんどん人口が減少する日本においてそれは限界がある。

だからこそ、これからは一度訪れてくれたお客さんの心をしっかりと掴むスキル、お店のファンになってもらうスキルが益々必要になるなと思っている。
そして、そのヒントが、中洲のお店には沢山眠っているなぁと思うのだ。

「炭火焼鳥焼串てっぺん」のもつ煮。ここも最近のお気に入り。店員さんも人柄が良くて素敵。

#日記 #コラム #エッセイ

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