見出し画像

プラハを知る①


ドイツなどのゲルマン民族と、ロシアなどのスラヴ系民族の文化が混ざり合う土地が、ここチェコなんだと、wikipediaに載ってたのを、ついさっき読んで知ったのだけど、前から知ってる風にビエラのご両親と話す。



大抵、どんな土地だって一人でも気の合う友達が出来ると、その後は一人の時の何倍も楽しくなる。
今の僕の目標は、優しい友達を見つける事だ!と、街を歩いてると、変な出来事があった。



そういえば、日本のレストランで、水が最初に運ばれてくるやつ、あれってすごい良心的なサービスなんだと、ヨーロッパに来て始めて知った。
(水を一緒に持って来てくれる事なんて滅多にないから、そんな時は20倍くらい嬉しい)




チェックしてたギャラリーを一人周りながら、フワフワと石畳の道を歩いてると、

アーユーフォトグラファー?

と、突然ドレッドの男の人に声を掛けられて、あんた誰だっけ?という疑問を抱いたまま、

イエス!まだ売れてないけどな!

なんて答えながら歩くうち、なんかゆるくて雰囲気のある人で、しかも彼も写真家だってのが面白くて、つい彼の誘いに乗り、部屋まで彼の作品を見に着いて行ってしまった。



こんな時に着いて行くか、やめとくかって決め手は、やっぱりそれまでの会話を踏まえた直感だと思う。

どこか悪意の匂いがする (気がする) 人特有の会話や、表情、少し強引な誘いなど、なんか匂うぜ!とアンテナが立つ時や、そうでなくとも、なんか面倒臭そうって時は、サクッと断るのだけど、逆にとてつもなく面白い出会いにも繋がる事もあるから面白い。


彼がカリフォルニア出身という、共通の話題が見つかると、二人ともヒートアップして、実は僕の事を昨日もカフェで見かけたという事や(写真を撮ってにやけてたらしい)、プラハおすすめのエリアや劇場、この街にも色んなアーティストが活動してるけど、中でも絵描きの人気がある街だと教えてくれた。

どうやら、騙されてる訳ではない様子で、内心ほっとした。

彼の部屋を出ると、プラハが何やら面白いことが起こりそうな街だとわかって、なんか楽しくなってきたのだった。






【感想はレターポットだと尚嬉しい】


いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!