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プラハに住むのだ

ドイツ生活からの流れでチェコに引っ越す事を決めて、プラハまで2度目の下見にやってきたのだった。
数日前、シベリアの生んだ絵描き魔女こと、ビエラ・アンクルキャットの実家で、ご両親の留守中、猫の世話を出来ないかと頼まれたので、僕は朝一の格安バスに飛び乗ってプラハに向かった。

30才を皮切りに、なるべく身軽に生きたいという想いは、まさかこんな場所にも来てしまうものなのかと、まるでドラクエの城下町みたいな街で、震えながらお城や旧市街を歩いた。



ヨーロッパと一括りに言っても、気候も言葉も文化も成り立ちも、それぞれあって、国境を超える度にその変わりっぷりに驚く。

人当たりの良さで有名なチェコの人達と(僕調べ)まずは繋がって、ここの情報を聴こう!
街へ着いたら、まず【はなす】は、RPGの鉄則だ。

そうこう思う内、冷たい風の中で石畳の道を歩いてるうち、突然の尿意に襲われ、もうここだ!と、
目に入ったカフェの扉を開けると、お客がおらず、店員さんは英語がさっぱりなお祖母様で、全く聞き込めなかったのだけど、お店にあったホームメイドのアップルパイ(キャラメルソースのせ)に出会えて、とても幸せだった。
(そして、またコーヒーを飲んだ後に尿意に襲われるという、冬の悪循環)

それでも、お皿を下げに来てくれる時や、お金を払う時のにっこり対応で、やっぱり人当たり良い!と、この先の生活にわくわくするのだった。



尿意で危機一髪入ったカフェ。
なんでヨーロッパって公共のトイレがないんだろう。
TOTOさん、ここだよ!



さあここで何を始めよう。
何が始まるんだろう。





【インスタでもチェコ編やってます】


いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!