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London (1)

-2010-
London, England


無事治験の入院期間が終わり、空き時間が2週間程出来た。

街で貰ったレゲエパーティーのフライヤーが洒落てたので、夜、一人で行ってみたら、すぐに面白い友達が出来た。
スペイン人のグループで、みんな友達なのかと思ってたら、半分くらいはさっき知り合ったんだとか。

時々こういうミラクルな出会いがあるから、酒を飲まない僕は、とりあえず退屈したら踊りに行くのが当たり前になってた。
言葉が必要ない社交場って、僕にとっては本当に良い出会いの場なのだ。




イベントが終わった後、物足りないから家でパーティーの続きやろうぜ!って流れに乗っかって、彼らの暮らすスタジオまで一緒に行く事になった。

軽い、早い、美味い!

結局、気付いたら翌日の夕方まで一緒に遊んでて(みんな全然寝ないし、よく喋るし、疲れ知らず!なんで!?)むっちゃ仲良くしてくれるから、翌日からスタジオにビールや野菜なんかの差し入れを持って行っては、一緒に夕食を作って食べたり、パーティーに行く毎日が始まった。

こういうひょんな出会いから、後にスペインの実家まで遊びに行っちゃうような、人生に関わる強い関係になる事もあるから、やっぱり夜の社交場での出会いは大事にしたい。



夫婦でDJのセルジオ夫妻。
中でも一番遊んでくれる二人とは、かれこれ10年近い付き合いになってる。


最初っからよく絡んでくれてたマリアは写真好きで、撮ると喜んでくれるから最高。
今いるドイツじゃ、カメラを構えると怒られる事の方が多くて、時々スペインに引っ越したくなる。



人間関係の作り方は、海外の友達から相当学んだと思う。(特にラテンの人達よ!)
ノリは良いし、常にジョークを飛ばすけど、決して誰も不快な気持ちにはさせないし、ジェントルで、シレッとするウインクはカッコいいし、人の話をすごく聞いてくれるし、何より緊張させない空気を作るのが上手い。

日本語みたいに明確な敬語を使わない分、態度や行動や表情で相手にリスペクトを伝えるのが本当上手いなあと思う。

そんな人達と一緒にいるだけで学べる事が山ほどあって、僕もここだ!って瞬間に、通りすがりの女の子にウィンクをカマしては、超絶引かれたりしながらも、いつかあんな風になりたいなあと思うのだった。(もうウィンクは二度とやらない!)




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いや、これ誰かからサポートあった時ほんまにむっちゃ嬉しいんですよ!!