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土用の丑の日

現在、土用期間に入っています。
今年の夏は、7月19日~8月6日までの期間が「土用期間」に入ります。

これは季節の変わり目になると現れる、気の混乱現象です。
例年、7月の土用は、夏の気と秋の気が混ざり合って大地の気が攪拌(かくはん)され、一時的な混沌とした状態を引き起こします。

土用期間には、物事がすべてにおいて混乱気味で不安定であり、時には、大きなトラブルを招くこともあります。

特に、大地の気は「土気」という毒素を含んで混乱が顕著となり、そのために、建築業界の人たちは、この時期の建物の着工は極力回避するという習慣があるくらいです。
この期間に30㎝以上、土を掘るのは危険で、場合によっては命にかかわることもあります。

家の新築の時には特に注意してください。
「そんな迷信みたいことを・・・」と鼻で笑って、その結果、取り返しのつかないことになった方を何人もみました。


ですので、できればこの期間中の祐気取りや方位取りは避けるか、若しくは、十分に注意して行なうようにして下さい。
また、土用期間を迎える1月・4月・7月・10月は、この時期限定の「土用殺」という凶殺方位も登場します。

この時期の方位取り・祐気取り等の方角移動は、タブーとまでは行きませんが、実行に際しては十分な注意が必要です。
くれぐれもご注意を。
この辺り、武蔵野算命塾でもしっかりサポートしております。


7月の「土用殺」は未申(南西)方位となります。
みなさん、くれぐれも気を付けましょう。


さて、30日は「丑の日」となります。
いわゆる「土用の丑の日」です。
もともとたいした意味があるわけではなく、江戸時代に平賀源内が、売れない魚屋さんに知恵を貸したところから始まったと言われています。

とはいっても、ウナギは良質のたんぱく質とビタミンを含んでいますので、夏バテの解消につながることは間違いありません。
ウナギも最近は高価ですし、夏バテが出てくるのはお盆を過ぎたあたりからですから、時期をずらして、少し安くなった頃に食べられるのも智恵かと思います。

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