見出し画像

整形外科受診のススメ 放射線技師の視点から

今回はダイヤ院長に代わりまして武蔵浦和整形外科内科クリニックの放射線技師、久保田が記事を書かせて頂きます。ダイヤ院長は学会発表の準備で忙しい状態でして、今回は久保田、次回は看護師の島田が記事を書きますので、宜しくお願い致します。


自己紹介


最初に少し自己紹介させて頂きますと、私は今年でクリニックに入職して8年目になります。クリニックは今年5月で10周年を迎えましたので、スタッフの中でも勤務は長い方だと思います。ほぼ私一人でレントゲンを撮影しておりますので、当院に整形外科の症状で来院された事がある方は、最低でも1回はお会いした事があるかと思います。通常撮影するレントゲンでは見逃してしまうような骨折も、しっかり写真で見えるように
撮影する事にこだわっております。他院で骨折していないと言われたけど痛みが治まらない方…是非当院へいらして下さい!よろしくお願いいたします。

当院のレントゲン件数 TOP10


さて、早速ですが整形外科はどのような疾患や症状の方が受診されていると思いますか?
今回は当院でレントゲンを撮影した件数などを元に、どのような方が多く当院を受診されているかをお伝えしたいと思います。

当院のレントゲン件数TOP10(2022年)

腰痛や足の痺れなど、腰が原因の症状で来院される方が一番多く
次いで膝の痛み、また骨粗鬆症の検査や手足の痛みや怪我でいらっしゃる方も多いです。
特に女性の方は、閉経後に骨密度が大きく下がる事も多いですので、気になる方は簡単な検査ですので、是非一度骨密度検査を受けて頂きたいと思います。

骨折部位ランキング


お読みいただいている方の中には、骨折で整形外科を受診された方もいらっしゃると思いますが、当院で骨折が多い部位をお伝えします。

骨折件数ランキング(2022年)

最も多いのが足の指を強打したり、足を捻ったりして骨折する方。
次に手、手関節、肘などの上肢を骨折する方です。肋骨も多いですね。
当院はクリニックですので、歩いて来院される事が殆どであるため、股関節の骨折は少ないです。
怪我をして1週間以内に来院して頂く方が殆どですが、怪我をして数週間経過してから痛みが取れないと言って来院される方もいます。
骨折をそのままにしておくと、いつまでも痛みが続いたり、骨が変形したままくっついてしまう事もあります。

こんな時は骨折かも?症状の紹介


そこで、怪我をしてどのような症状であれば整形外科を受診すべきか
簡単な目安をお知らせしますので、あてはまる場合は早目の受診をおすすめします!

①    皮下出血・腫れ


足趾の皮下出血


これが一番分かりやすいと思います。腫れや皮下出血が酷いほど、骨折の可能性は高いです。

②    動作痛


痛くて足が付けない、腕が上がらない(肩・鎖骨)、肘や膝が伸ばせない(曲げられない)
咳をすると響く、寝返りが打てない(肋骨)など
動かした時、通常の動きが出来ない場合は骨折の可能性が高いと思います。

③   圧痛


痛い所を押してみて、強い痛みがある場合も骨折の可能性があります。
 
このような症状がある場合は、是非当院を受診して下さい。

最後に


最後までお読み頂き、ありがとうございました。
骨折だけではなく、整形外科には多くの患者様が受診されますが
どのような方が受診されるのか分からない方もいらっしゃいますので、参考になれば幸いです。
骨折は勿論ですが、痛みがある時は早めに治療を行う事で回復も早い事が多いです。
気軽にクリニックへいらして下さい!
もし記事が参考になりましたら、右下の♡(スキ)を押して頂けますと嬉しいです。
次回は看護師の島田の投稿となります。

#武蔵浦和整形外科内科クリニック #診療放射線技師 #レントゲン #骨折

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?