今日本屋に行ってあることに気付きました。
「あっ、このせいでみんな成功できないんだ！」と。
本棚には
成功者が
数字で
仕組み化
した本がずらりと並んでいました。

真実を言います。
成功には数字も仕組みも要りません。
にも関わらずそんなタイトルの本ばかりが出版されるのは出版社の都合です。
今回はこの課題についてみんなで考えてみましょう！

サッカー選手の成功は好きなことをやっただけ

スポーツ選手も本を数多く出されていますが、本にするには体系的にまとめて「役に立ちそう」と思われる必要があります。

「好きなことをやってたら上手く行きました。終わり。」では困るわけです。だから本来なら一行で終わる話を複雑にして何とか100〜200ページにします。

特に何も考えずにやったことを、あたかも戦略的に考えてやったかのように書きます。成功した後から書くので何とでも言えます。
本来なら成功する前に1冊書いておいて、成功した後にその振り返りでもう1冊出せばめちゃくちゃ信憑性高くて、それはかなり役に立ちます。
しかしそういった本は出ません。
本を出すには色々条件があって、出版社内の稟議を通さないといけないからです。

経営者の成功も好きなことをやっただけ

経営者もサッカー選手同様です。
仕組み化や数字が揃えば上手くいくように見えるのは、それは成功していない人を上手く騙せるからです。成功していない人は成功のやり方が分からないわけですから騙し放題です。
有名経営者が「仕組み化が大事」と言えばそれを鵜呑みにして「そうか、仕組み化か。自分は全然できてないからもっと仕組み化を勉強しないと！」となります。そうなれば本は売れるわけですね。
この仕組み化というのも成功した後にもっともらしく見えるように後付けしただけのものです。本当に大事な成功要因ではありません。
ただ、この手の本を買う人にはそれが見抜けません。

仕組み化・数字・成功者の話は全部不要

こんな難しい条件をクリアしないと成功できないというなら、全人類は1人も成功できません。あたかも成功が難しいことのように語ることで「あなたは勉強不足だからもっと本を読んで勉強しないといけない」という呪いをかけているだけです。

仕組み化は不要！(勝手になるようになる)
数字も不要！(勝手になるようになる)
成功者も不要！(自分と違う・時代も違う人の話は役に立たない)

成功はもっとシンプルです。

株価はいつ上がるか分からない。だからこうすればいい