マッシュミュージックスクール代表・OFFICE NAMEKO代表の湯澤真人です。

このマガジンでは、これまで３００人以上の老若男女にマンツーマンで音楽を教えてきた経験を生かして「人との関わり方」「人生の楽しみ方」にフォーカスを当てて徒然と奏でていこうと思います。

①ある程度の負荷が達成感や生きがいになる
誰しも楽に仕事をしたい。楽に人生を過ごしたいと考えているはずです。
何を隠そう私もその一人です。
しかし、楽そうな道を選択した結果、

「なんか面白いことないかな〜」
「だりぃ〜」
「毎日同じことの繰り返しでつまんねぇ〜」

これが人生を普通に過ごしている人の典型的なイメージと言っても過言ではないのかもしれません。

例えば友達を作る時、何かの話題で話しかけてそれが友達になるきっかけになります。
例えば生活をするためには誰かの役に立つ仕事をしてお金を得なければなりません。
そのために勉強したり、就活したり、仕事仲間と上手くやっていく必要があります。

これらは全てが負荷になっており、達成感や生きがいにつながっていくのです。

学校の同じクラスで初対面の人に話しかけるのは緊張します。ある程度のストレスになります。
でも、それで友達が出来たら「仲良くなれた！」という達成感を味わえます。さらには学校生活が楽しくなるし、学校に行くという生きがいが出来るでしょう。

この一連の流れも最初は中々の負荷でしょうが、何回もこなしていくうちに慣れてきます。
そうすると、友達作りは簡単になった分、達成感は減ります。
そしたら、その友達と面白い遊びを考えたり、レジャーに行ったりします。
その最中で喧嘩になったり大変な事もあるかもしれませんが、無事乗り越えるとやはり達成感を味わえます。

この繰り返しで様々な経験を積み、自分の中に多様性が生まれ人生が豊かになっていくのです。

②負荷のかけすぎは精神にダメージ
とはいえあまりに負荷をかけて自分の許容量を超えた状態が続くと、体の内部でストレス物質が分泌されて体に様々な変調をきたします。

糖尿病・10円禿げ・十二指腸潰瘍などもその影響です。

また、
「なんかだるい」「胃がキリキリする」「食欲がない」「すぐ疲れる」
などもわかりづらいですが、自律神経失調症と呼ばれ確実にストレスが影響しています。

その場合はいち早く原因を究明して改善をするべきです。
仕事や生活の乱れによる睡眠不足・運動不足・摂取する栄養バランスの崩れなども原因になります。
なので、人間関係・生活環境・生活リズムを整えるのは人生において非常に重要という事になります。  

③程よい目標を設定しよう
話が逸れてしまいましたが、人生を豊かに楽しくするためにはある程度の負荷が必須になってきます。
負荷の度合いは人それぞれであり、
「これなら自分にも出来そう」〜「自分がギリギリ達成出来るくらい」が目安でしょう。

自分に負荷をかけるという選択を避け続けていると、人生を楽しく過ごしたいのに、
「人生つまんないなぁ。でも新しい事やるのはだるいなぁ。やめとこう。あ〜あ、人生つまんないなぁ。でも新しい事やるのは（以下ループ）」

負荷をかける事自体を避けてしまうと結果、現状から抜け出すチャンスやタイミングを逸してしまいます。
人生を豊かに楽しく生きたい人は、まずは自分に程よい負荷をかける選択をしてみてください。

まとめ
①程よい負荷が人生の達成感・生きがいにつながる。
②負荷のかけすぎは精神ダメージが強く体に変調をきたす。
③これなら続けられる〜自分がギリギリ達成出来るくらいの負荷が目安。

実践ガイド
 ①人生が楽しくなかったり、生きがいを感じられないなら、
生活の中にノルマを課してみよう。朝は必ず何時に起きる・30分ごとに休憩を入れるとか。これなら出来そうくらいのレベルに設定しよう。
それをしっかりこなせたら１日の終わりに自分にご褒美を与えよう。
好きなもの１個買ってよいとか。好物を食べてよいとか。
ノルマをこなさない限り嗜好品を得られないルール設定にすると嗜好品のありがたみが強くなり、味わった時により幸福に感じられます。  

②慣れてきたら少し負荷を強くして、今取り組んでいる事や仕事の目標を少しだけ高く設定したり、興味があったけど気が引けて手が出せなかったものに挑戦してみよう。
負荷をかける事が日常化してくれば新しい事にも挑戦しやすくなりますし、その分得られない体験・経験が出来て人生が豊かになります。

③ もしあなたが他人や部下に教えている立場・役職であれば、相手には程よいノルマを課していくように心掛けましょう。
これを見誤ると相手の反感を買ったり、離れてしまったり、体調を崩されたりしてしまいます。
相手の性格・精神力などをしっかり観察して適切な判断をしてください。

このマガジンでは音楽教育の現場で学んだ視点・考察などを綴っていきます。
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