近況,そしてこれからのこと

以前投稿した記事は1年以上に前になってしまいました。お久しぶりです。

恩師からのアドバイスで始め、いっぱい投稿しよう、と始めたnote、まったく更新できない状態でした。ですが、これからはぼちぼち更新しようと思います。

実は、ここ一年、自分とは無縁であろうと思っていた、「心の病気」というものになっていました。精神科の先生によると「うつっぽい状態」らしい状態らしいです。

令和2年度に支所に異動になってから、これまでにいた職場とは全く違った業務となり、また支所のため社員数が少なく、気軽に話しかけられるような年の近い同僚がいませんでした。そして社員は少ないというのはもともといる人たちはとても仲がいいということです。同じ係の同僚は私より20歳上で、ベテランです。そんな職場になかなか溶け込めませんでした。業務を覚えたと思っていても間違っていることが多いようで、何度も注意されました。自分では「うまくできた」と思っても「お前の上司に聞いたけど何度も間違えたらしいな」と同じ係の上司が相談したらしいもっと上の上司に言われ、何が正しいのかわからなくなりました。

そのころは、異様に眠かったことを覚えています。普段なら23時くらいに寝るのですが、そのころは20時くらいに眠くなり、すぐに寝てしまうのです。そして、早朝4時くらいに起き、時間としては8時間睡眠なのですが、とてもしんどかったです。そしてありがちですが、気分の落ち込みがありました。昔のことを思い出し、自分の卑怯なところやほかの人に比べてうまくできないところ、怠惰なところなどをひたすら責めていました。あと、職場ではみんなが私の見えないところで私の陰口を言っていると思い込んで、職場の人たちと話さないようにしていました。

精神病院に通い始めたきっかけは、職場の総務による話し合いです。最初は、上司から総務への「仕事ができないこと」の注意だったのだろうと思います。しかし、その次の話し合いは保健師立ち合いの元でした。その流れで、精神科に行って相談してみようかという話になり、二度目になりますが、自分には縁がないであろう心の病気といて病院に行くことになりました。

精神科というと少し変わったところ、行きにくいところだと思っていましたが、実際行ってみると、何ら普通の病院でした。受付があって、明るい待合室があって、名前を呼ばれると診察室に入ります。違うところは診察の時間が長いところでしょうか。精神科の先生は患者の話を聞くのが主なので、人によるでしょうが、30分くらいかかります。初診は総務の上司と保健師もいたので、今の状況などは主にその上司と保健師が話しました。その時の自分の感情としては「なんで自分はこんなにできないやつなんだろう」という思いに支配され、回りの状況や職場の状態をうまく話せなかったので、付き添いがいてくれたことは非常にありがたいです。この診察で、不安感を和らげる薬と睡眠導入剤をもらいました。そして診察とは別にカウンセリングも受けさせてもらうことになりました。

現在は、6月から精神科に通い始め、休職することもなく、職場の人たちの理解も得て、ぼちぼち過ごしています。周りに陰口を言われているという妄想(?)も、精神科の先生に言わせれば「そんな暇なやつはおらんし、本当に言うとるやつがおったらこいつ暇なやつやな~って思とけ」とのことで、「そういやそうか」という気持ちです。今でも二週間に一回、診察とカウンセリングがあるので、次の診察日まで頑張ろう、という気持ちで職場に行っています。そしてこれまた精神科の先生曰くなのですが、「今の若い時に折れる経験してよかった。」とのこと。確かに、今の状態になっていろいろ悩んで、そしてカウンセリングの先生のように話を聞いてくれている方と出会えたことで、改めて自分と自分の人生を考える良い機会に巡り合えたような気がします。特に、私みたいなタイプは30代、40代で折れていたらそれだけでもうすべてを諦めて、立ち直れなかったかもなあと思います。

そしてこれから、日々にメリハリをつけるため、再びnoteの更新を頑張りたいと思います。ただの自分の独り言ですが、なにかをやり遂げたことになるのではないかと思います。

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