モレスキン2

黒いスタバカードが見せてくれたもの

虫賀です。

先月下旬にスタバの旗艦店「ロースタリー東京」に行きまして、そのことを取り上げましたが、そのネタの続きをひとつ書いてみます。

スタバにはクレジットではなくチャージ式の「スターバックスカード」というものがありまして、オートチャージ機能とか、いろんな柄(シーズンもの、地方版、限定他)があったりとなかなかよくできていると思います。
で、利用したロースタリー東京の限定カード、というものもちゃんと用意されています。

スタバカード

大好きというほどではありませんが、なかなかよいデザインでございます。

このカードに切り替えてから、すでに10人ほどのスタッフさんの目に触れた機会がありますが、その全員から、例外なく「ロースタリーに行かれたんですか?」と尋ねられました。
続けて「初めて見ました」「私、まだ行ったことないんです」「カッコイイカードですね」「どんな様子でした?」と会話が展開されます、例外なく。

これって、スゴいことだと思いませんか?

スタッフさんは、支払いにカードが提示されたら、受け取って支払い処理をしますよね。
その際、「カードについてコメントする」なんてルールはないでしょう。
そして万が一あったとしても、どれほど徹底されることでしょうか。

例えば「理念経営を推進している」と公言している企業でも、ここまでのレベルに到達しているケースは本当に少ないと思います。
おそるべし。



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起こりえないと知っていることこそ徹底的に検討しなければならない。
起こりえないことが、自社にとって何かを起こすための大きな機会となる。
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「ない」には、伸びしろがある。
「ある」は、もうないかも、ね。

@2990

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