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販売会奮闘記vol.3〜序章終幕〜

茨城県常総市のきりちゃんふぁ〜むです。

市内にある、おにぎり専門店お結び家【縁】での販売会も全6回で、一先ず終了となりましたので、一旦結果も踏まえてまとめたいと思います。

閑静な商店街で突如始めた販売会も、6回もやると色々な反応がありました。

一日目のお客さんがリピートし、そのリピートにつられて購入いただいたお客さんがリピートし、通りから眺めるだけの方々が、気になって声をかけていただいたりと本当に少しずつですが、反応がありました。

そして、6回目の最終日では、リピーターさんに加え、前から気になってたという方や、噂を聞きつけて来てくださった方、美味しいという評判を聞いて、駆け付けて来てくださった方など、やってみて良かったなという成果がしっかりとありました。

完売は、6回中2回でしたが、、、(^^;;
中には、
行ったけどいなかった、、、
間に合わなかった、、、
という方もいらっしゃったので、次回に期待は出来そうです(笑)

広まる反響

最近で一番面白かったことは、市内の飲食店に納品へ行った時の話ですが、、、
入り口付近で、納品する予定の野菜を見たお客様に、"えっ、何この美味しそうな野菜⁉︎"と声をかけられ、話していると"あ〜、これが噂の⁉︎すっごく美味しいって評判よ‼︎"と嬉しいお言葉の数々(笑)

気付くとちょっとした人だかりができて、納品予定の野菜の半分が何故か売れるという珍事が起きました(笑)

中には、"スーパーは高いのに買いたいと思える品質じゃないから困るのよね"と切実な思いを聞かされ、年々高騰する野菜の値段以上に、スーパーの唯一の問題点である"鮮度"の問題が浮き彫りになっていることを実感しました。

農業地域の意外な事実⁉︎

意外と気付いてない人が多いのですが、畑に囲まれていると、"そこの地域の人は野菜に困らなくて羨ましい"という人がたまにいらっしゃるのですが、、、
現実は、知り合いや近隣に農家さんがいれば、たまに野菜をもらえたりするけど、そうでなければ、ほとんどは市外や県外に出荷されることになります。

特に面白いのが、市内や県内のスーパーに地元さんの野菜を卸すために、一度、東京の市場を通して出荷されるというシステムです。
地元の野菜と言いながら、東京へ迂回した分、鮮度は落ちます。
鮮度が落ちるということは、栄養価も下がります。
(もちろん、そうでない出荷方法も沢山ありますが、半分以上を締めるやり方がこれです)

そのため、鮮度が高い野菜を買うには、直売所もしくは、スーパーの農家さんコーナー、ECサイトということになります。

農家の役目

話が逸れてきましたが、、、
今回の販売会や、市内の方と対面することが増えて思ったことは、"もっと市内の方に新鮮な野菜を届けたい"ということです。

せっかく同じ地域に、野菜を求めてる人がいて、自分たちはその野菜を栽培していて、需要も供給もしっかりとあるのであれば、もう選択肢は一つですね‼︎

ということで、繁忙期は厳しいですが、秋冬の余裕のある時期に、販売会もやりますが、移動販売も始めようと思っています。
そして、秋冬に関しては、自分たちが美味しいと思った野菜や、栄養価の高い野菜を中心にした野菜セットを限定販売しようと考えています。

自分たちであれば、どの野菜も平均点以上の美味しい野菜が作れるという自信があるので、土壌改良しつつ、色々な野菜の勉強もしながら、本当の意味で"美味しい!新鮮‼︎旬な野菜セット‼︎"を販売できればと思っています。

移動販売も、多品目な野菜セットも、正直誰にでもできるし、ありふれたビジネスモデルではありますが、野菜も販売も、自分たちで全てやるため、知識もレシピも、熟知した状態で、提供できるので、これ農家めし研究家であり、食卓コーディネーターでもある"きりちゃんふぁ〜む"でしかできないことだと思っています。

最後に

ということで、長くなってしまいましたが、これからも、美味しい野菜を作り、美味しい食べ方を提供し、心も体も健康的になれる活動をしていきたいと思いますので、今後とも、きりちゃんふぁ〜むをよろしくお願いします。

やっぱり、"美味しい‼︎"と言われると、いくらでも努力したくなりますからね(笑)
何よりも、自分たちに一番厳しいのは自分たちなので、その難関を潜り抜けた野菜たちで、まずは、市内や市内近辺の方々に、野菜の美味しさを知っていただきたいと思います。

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