透。

全曲楽器構成はピアノのみ。 重ね取りしたような、連弾したようなボカロ曲を作ってます!…

透。

全曲楽器構成はピアノのみ。 重ね取りしたような、連弾したようなボカロ曲を作ってます! ここでは投稿した曲の歌詞を置いています~ 日々疲れてる人に聞いて欲しいです(*˘ ˘*)

最近の記事

タイトル未定

「大人になったら何になろう」 なんて目を輝かせていた オレンジの色に染る空の下 幼かった私達は 日が暮れるまで遊んでいた 公園のベンチ腰かけて いつまでも夢を語って 病室の扉の前で待つ 君との思い出起こす いつも支えてくれていたから 何があったのか心配になった 「久しぶり」と伝う君の声は ひどく掠れていた弱いもので 細くなった腕とやつれた頬が 辛さ語るには十分だった 聞きなれない病名を聞いたんだ 無知な私には難しかった ただ、思ったよりも悪いものだと 深刻なんだと気づ

    • Reason I keep singing

      初めて話した時のこと 初めて笑いあった時のこと ねえ あなたは今も覚えていますか? 「あなたの歌がとても好き」だと まだ、春過ぎる少し前に いつもと同じ 月明かり 街灯の下 ただ ただ ただ 歌っていた 今日も一人ぼっちで 誰も振り向いてくれなくても 才能がないことを知りながら 夜の街で抗うように 初めての聞き手はあなたでした 初めての拍手もあなたでした ねえ あなたは今日も聞いてくれますか? 不安に駆られて声も震えて歌った そんな出来損ないでも 歩くのを止めて

      • My regret

        今想う人がいますか? 大切な人がいますか? 僕が犯した過ちを 誰も歩まないように 「うざい」と言って当たり散らし 「早く話せ」と喚くばかり 思い通りに動かなくて イラつく哀れな独裁者 そんなことをしてるから もう、誰もいなくなる こうして夜を迎えるの 声も出せずただ泣くの 訳も分からず嫌われていた 無視されることが多かった 「秘密にするね」が嘘だった きっと彼らは不気味がった 心が枯れてしまうから 人と関わることをやめた ふてくされたそんな僕は 君の優しさに触れていた

        • Be at a loss

          体の奥底から生まれた 言葉の粒を飲み込んだ 毒に変わって体巡って 今日も私を蝕んでる いつしか私は本当の気持ちを 声にすることが怖くなった 崩れ落ちるのは一瞬だから いつも気付かないふりしていた 小さな霞を掬いとらず 心の中に放置した 貯めてばかりで怒り募って 我に返るも後の祭り 「言いたいことは言え」って 「嫌われたって構わない」と そんなことは分かっているけれど 結局今日も足が竦むんだ 数年経った夏の終わり(自分) 部屋の隅に転がる日記 過去の不満が綴られていた

        タイトル未定

          leave

          いつしか重ねて 手紙を飛ばして 涙も 努力も 無駄だって吐き捨てた ただただ 進んだ それでも届かない 気づけば誰かに 追い越され立ち止まる ねえ君はどうして欠伸をして そんな楽に生きられるの? 人と比べて落ち込んだ 嫉妬まみれの 私なんて 遠ざかる星と乱れる今日 いつも青嵐にさらされる 水を吸いきった服と体を 洗い流して 夜を待つ 虚ろな目をして迎えた朝に 雲から差し込む 日差しを覗いてた 誰かと比べた 昨日の夜に 意味はないと 気づいた 届かない憧れに手を伸ばし

          What is your true face ?

          また見たことの無い町に足を着いて そんな世界でただ1人歌を歌ってる 数年前なら考えてないような かけるは花の咲いた遊歩道 今ひとつ宛もなく歩いている 知らない言葉ばかり耳をつついてきて それもなんか心躍るんだ 逃げてばかりだった 動くことを怖がった 私がここまで来れたのはきっと あの歌を描いたから 隙間のない建物の横 通り過ぎる歩道橋 いつしか辺りは暗くなり 小さな星が顔を覗く キラキラ 月明かりの差した花瓶 墨色 広げたノートに残る 懐かしい 思い出ばかり 悩んだ

          What is your true face ?

          For worn out person

          出会って間もないあなたに どこかで苦しむあなたに 大切なことを伝えたくて 歌を書いている 誰にも見て貰えなくて 誰かに使えないと言われて 体が言うことを聞かなくて 息苦しくて仕方がなくて そんなあなたの力になりたくて こんな歌を書き続けてる けど、私に出来ることは 微々たるもんなんだと思うな あなたが優しいことを 私は知ってるよ あなたを待っている人も たくさんいるから 今歩みをとめないで 互いにちょっと進んでいこう 救えなかった人がいたの 声かけるのを躊躇ったの 叫

          For worn out person

          Feel at ease

          遠ざかる港町に君の面影を重ねた ただ祈ることしか出来ないけど 素敵な日々を過ごせますように 首にかけたレンズ越しに見る オレンジに光る街並みを 切り取って今日の蓋を閉じる 波に揺られて考えてる 君が「辞める」と言った日から しばらく経った9月の末 「ありがとう」と言って 去った君は君自身が嫌いだった 賑やかな夜の午後6時 横目に流る リマト川 カラッとかわいた風に 背中押されて歩いてる 泣き出しそうな顔をして 笑わなくなった君を見た いつも悔しそうだったけど 君がいて

          Feel at ease

          Canary's wing

          「間違ったことは仕方ない」と 目を合わせずに呟いてる どんくさくて笑えないな いつまでたっても私は 連鎖するようにミスをした ガシャンと割れる花瓶の音 下がるばかりの自己肯定感 優さが胸に突き刺さる 歩道を濡らして歩いた 沈む夕日と帰り道 鉛のような靴底で 足を踏み出せないでいた なりたかった夢に身を投下したって 出来上がったのは傷ついた夜 暗くなった部屋に差し込む風に 「なにをどうすれば上手くいくの」 乗せた 問いかけは冬に消えた 朝日が昇って午前5時 職場に向かって

          Canary's wing

          Alternative evening

          君がこの部屋に来てから 随分賑やかになった 二人分洗ったマグカップ やりかけたままのボードゲーム 緑のソファに腰掛けて 黒いコーヒーを喉に通す 幸せな朝を味わう ベランダで歌う彼女を 浅緑の茂る中庭で 蹲った君に 渡した安いメランジェを まだ覚えているかな いつか君がここを出る時 私はきっと涙こらえて 静かになった 寂しくなった この部屋の隅で泣くだろう そんな私の苦悩は 無邪気な笑顔にかき消され 「またどこかに出かけよう」と 声にした君がはしゃいでる ブルーラグー

          Alternative evening

          Night street

          遠くに咲いた街明かり いつかのずっと古い張り紙 薄暗い路地 乱れ歩道 今 風に乗っていたいの 日が消えて暮れ方に呑まれ 喉に詰まった言葉冴える 重なった手と朧月夜 ねぇ、どこに行けばいいの 疲れきった 足で歩く 流る人混み 避けるように 錆びた電線 標識抜け ただ、佇み空見上げ 返事待って 端 止まって 星空待った 丑三つ時 文字に起こした 渋紙色 夜 蛍火のよう 灯された目と直黒(ひたぐろ)髪 足に被った 枯れ草分け 停められた車体 見比べた もう どこか遠く行けば

          Night street

          Affectionate

          花ゆら街降る晴れた爽明に 歌うあの星々を見上げてた 君なんだよ 空 思い浮くは 遠く描いた証を 二人並び歩いた いつか来る夜 向かう朝 空蝉 ただ君を待ってた 朝日とどめる空を 今 君 届くように 伸ばした指先を 花ゆらただ惑う濡れた境界線 移る夜と涼む風色から 和らいだ 波 月夜を背に たまゆら暮れなずむ擦れた鮮明に 晴れた 霞 揺れる 面影から 垂れ散る 夢 朝露落とす 二人向かい歩いていた すれ違った先を興す 送り留め夏を描いた 日陰 猫 僕を睨む 知らず思う

          Affectionate

          Language of flowers

          花言葉なんて知るわけがないのに あぁ、温もりを刺した 知るはずもなかった空の向こうを あぁ、届いてと叫べ 偶然夜がなくなって 悲しくなった愛を歌う そんな在り来りな言葉ばっかで ああ、もどかしいんだ 淡々と過ぎる日々 一生、このまま老いてやるもんか 繋がれた首輪を壊せないで ただ、もがいてる 涙流していた 僕を殺すようだ それでも成れなかった 僕はただ息を吐くの 花言葉なんて知るわけがないのに ああ、ため息ばっかだ 当たり前を押し付けられたって ああ、分かるわけないんだ

          Language of flowers

          Noiseless

          夢の中の暗闇の奥に 揺らめく彗星 忘れかけた年少の夢を 記憶の隅に置いた 遠くの空の向こうを (今更思い出したって) 静かな宇宙の中で (夢の中に落ちていく) きっとこの先ずっと 灰色の街歩くのだろう もっといつかのように 色のある日を送りたい 一日終えて玄関をぬけて 温もりに飛び込む 途切れかけた意識の片隅で 幸せを探してる なりたかった夢の続きを (今も夜の中で) 声にならない何かを求めて (どこで気づいていたら) きっとあの時もっと 何かを頑張っていたら きっ

          Another morning

          あの日描いた夢の続きを 確かめたくて扉を開けた 雨上がりのベランダ サベリア 昔の空思い出していた 小さな靄がかかるような 小さな部屋一畳半で 親に決められた人生に 身を委ねていいのかと 夢があるわけではなくて レールを歩いてもよくて ただ本当にそれでいいのかと 迫られた選択に立ち尽くした 静かな部屋の椅子に腰かけ 心の中、想い、書き綴る 溢れる感情に流された ひとつの夢を導き出した それから日々は輝いた お金を貯めて勉強して 「どうせ無理だと」笑うやつらを 置き去

          Another morning

          透の歌詞置き場。

          初めまして🌙 ピアノ大好きひよっこボカロPの透といいます。 今日(2020/09/07)からnoteを使って、 自分の作った曲の歌詞や思ったことを 投稿していきます(*˘ ˘*) YouTubeにも歌詞は貼ってあるのですが、 サブスクリプションで視聴頂いている方が それだと見ずらいという事でしたので、 今日から活用していきますφ(..)メモメモ (サブスクリプションで視聴頂いている方ありがとうございます… Apple Music や Spotifyなどで再生

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