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【ジャイアンは永久に不滅です】…100日プロジェクト1期卒業に寄せて

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こんにちは。100日プロジェクト1期メンバーのゆっきーです。

7月後半に無事に100日目を迎えていた私の100日プロジェクトですが、家の事情が重なってしまい、予定していた最後のプライベートセッションを無理をお願いして延期させてもらっていて、8月に入ってから無事に1期を卒業となりました。

おめでとうございます。
ありがとうございます。
(自己完結型)


ここ数年、実は事あるごとに「ジャイアンがうらやましい。ジャイアンに憧れる。」と、れいちゃんこと和田玲子氏に話していた私。
最後のセッションでも、私が言わずともれいちゃんからやっぱりジャイアンの話が出てきて気づきを得たので、今回は1期の卒論として、あ、そもそも卒論を書くこともテーマをジャイアンにすることも誰からも求められていませんが「ジャイアン愛」を語ろうと思います。

先に「ジャイアンツ愛」と読み違えてないかだけ、確認させてください。ツは付いてないです!ジャイアン、です。ええ、ドラえもんに出てくる、あのジャイアンです!記事のタイトルを長嶋さんの名言に紛らわしく寄せにいった私も私ですが(自覚はある)。
ちなみに、野球はカラオケで普通に球団の応援ソング「We Are The Swallows」を歌えてしまうヤクルトファンです。この曲、なんと作詞作曲は林田健司!そう、SMAPの「青いイナズマ」「10$」も作曲している林田健司氏、ヤクルトファンなのだそうです!!応援ソングにしておくなんて勿体ないくらい当然にどちゃくそかっこいい1曲となっておりますので是非一度ご試聴をば。げっちゅ!(青いイナズマ、懐かしいな☆)

「ジャイアン理論」はすごい

「お前のものはオレのもの、オレのものもオレのもの。」は、言わずもがなの名言にして、泣く子も黙る「ジャイアン理論」として有名ですね。

でも、普通はたとえそんな風に思っていたとしても、そんな大それたことを面と向かっては言えないものです。けど、ジャイアンは言えちゃう!この時点で「ジャイアン、すげーわ…。」になる私なのです。

思い返せば、20代の頃から「ジャイアン理論」には一目置いていた記憶があります。周囲にも、会話の流れで「おお!いい感じのジャイアン理論だ!!!」みたいな使い方というか称賛?してる人が結構いたので…って、もしや「類は友を呼ぶ」で、私は呼ばれていたのか? 

そして時が経ち、今。
次女がTVアニメのドラえもんを毎週録画していて、休日のお昼時はたいていその録画を見ながらのランチになるのですが、その時に改めて「ジャイアンの理論は、まぁすごい!」と再認識しました
※というわけで私のジャイアン像はTVアニメ版です。恐らくジャイアンの「えげつなさ」は、原作>TVアニメ>映画の順に薄くなっていってるかと思われます。

お昼ごはんに、録画を見ていたらこんなシーンが…

向こうから、不機嫌な顔をして歩いてくるジャイアン。のび太がそれに気づき、遠回りをして回避しようとしたところに

「おぉ!のび太!!いいところで会った。俺様は今、ムシャクシャしてるんだ。一発殴らせろ!!!」

的なことを申し出ちゃった、我が愛しのジャイアンなのです。

お昼ごはん食べてる最中だったけど、さすがにむせこみましたよ。

おいおい!なんだそのジャイアン理論!!!

世の中の一般的な人たちは、たとえムシャクシャするようなことがあっても大抵はそんな自分を見せないように振る舞い(でも結局バレてることは多いけど)、関係のない人に八つ当たりして済ませるのが普通です。
例)旦那と喧嘩してムシャクシャし、子供に「いつまでゲームやってるの!宿題やった?!」と当たり散らす

そこをあえて「自分はムシャクシャしている!!」とカミングアウトしてからの、「そこにおまえは全くをもって無関係だけど、ちょうどいいから俺のストレス発散に付き合ってくれよ」というご依頼。

よくそんなこと、面と向かって言えるな!!!(若干の羨望のまなざしを含む)
※後述しますが、そのあと本当に殴りかかっちゃうのはダメ!絶対!!ですね

「言いたいことが言える」。そんなジャイアンを、私はすごいな!と思うのです。

ジャイアンそのままのパワーではもちろんないですが、私が「言いたいことを言ってみる」を意識できるようになったのは、そんなジャイアンのおかげでもあります。

でもジャイアンのことを「相手のことを考えずに言いたいことだけ言ってくるヤツ」=嫌なヤツ、と認識してる人もいる(むしろそれが多数派なのか)、ってことを、1期のグループミーティングで聞き、そそそ、そうかーと思ったのでした。相手のことや、その先の展開を考え過ぎて言いたいことが言えない私には、ジャイアンを羨ましく思う気持ちが強く、私からするとドラえもんにおいてはスネ夫のほうが断然「嫌なヤツ」認定なのでした…

ジャイアンといえば…

ジャイアンといえばリサイタル。リサイタルといえばジャイアン、ですよね(え?そうでもない?)

そもそもなぜ「ジャイアンコンサート」でも「ジャイアンライブ」でもなく、「ジャイアンリサイタル」なのか…謎です。(「ワンマンショー」という名称で開催されることもありますが)
「リサイタル」という単語は、あまり馴染みがないような気がします…リサイタルと聞いて思い浮かぶ有名人は、森進一とか、美輪さま、とか?

ですが、私が学生時代所属していたジャズ系のサークルの定期演奏会の名称が、なぜか「リサイタル」だったのです!!!(なにこの運命的な偶然)

入学当初は超絶な違和感でしたが(それこそ、リサイタルなんてジャイアンか森進一くらいかと!)確か他の学校でもジャズ系だと「リサイタル」と言っていたので、そのうちに使い慣れてしまい、コンサートでもライブでもない「リサイタル」を使うことに謎な特別感を抱くようになりました。

「リサイタル」という単語には、とっても馴染みのある私。リサイタル繋がりで、ジャイアンを身近に感じたい。のかもしれない。


ジャイアンの自己肯定感


そんなジャイアンリサイタルのチケット、どんなふうにさばかれるか、知ってますか?
ジャイアン自らが1枚1枚チケットをお友達に手渡しのうえ「来てくれるよな!!」と念押しする形が取られるため、おいそれと「行けません」が言えない仕組になっています。

でもね、「来てくれるよな!」って言う時のジャイアンの瞳は、とても純粋(に私には見える)んですよ…「やだとは言わせねーぞ!くぉぉらぁ!!」みたいな悪の目じゃなくて「来てくれるよね?待ってるからね!!」の瞳なんです。
「来てくれるよな!」のワードとともに(恐らく)手書きのチケットにのせているのは「俺の生の歌を聞きに来て!」「絶対満足させる自信あるから!!」といった、真っすぐな気持ち。歌を愛する気持ち。
ここにはもう、めちゃめちゃしっかりとした自己肯定感が彼の根底にあることしか、感じないのです。

ちなみに…あらゆるものを届けることができる「配達ラケット」のお話の回では、話の流れでジャイアンリサイタルのチケットをのび太、スネ夫、しずかちゃんの3人がラケットで打ち合いお届けしあう(つまりは互いにチケットを押しつけあう)という壮絶な展開になり、私はなぜか人知れず心を痛めてしまいました。(もはや恋?)

とはいえ、リサイタルの度に「ジャイアンの歌声」という身体に悪い系?の超音波を浴び、顔色は青ざめるを通り越して紫ざめて、失神寸前になりながらも聞いているお友達の皆様…身の安全のために、そりゃあ押し付け合って当然か。

ジャイアンは女子に優しい


そして、空き地で開催される青空リサイタル。
基本はオールスタンディングですが、稀に趣向を変えて最前列に女子、しかも着席スタイルを採用し、男子は後ろでスタンディングだったりすることもあるんですよー。そう、何気にというか、しっかりと、女子に優しいジャイアンなのです!!

女の子に手をあげるような直接的な暴力をしてるのは見たことがありません。
妹のジャイ子に対してもそうで、その可愛がり方を見ていると、方向性が若干間違ってるようなことはあっても基本的には「兄ちゃんが守ってやる!」のスタンスを感じます。
そして、一目惚れした女子の前ではいつもの強引さは鳴りを潜めて、もじもじしちゃうジャイアン。もう!かわいいな!!

ジャイアンは働き者!

ジャイアンの実家は「剛田商店」というお店。お店のお手伝いもきちんとします。
お母さんに「たけし!配達頼むよ!!」と言われたら逆らいませんから!!(逆らえません、かな?)。※たけしはジャイアンの本名

普段は自転車配達ですが、時には壊れやすい玉子を風呂敷に包んでお客様のおうちまでそーーーっと歩いて運んであげる、スペシャル対応を惜しげもなくやってくれる親孝行な子なのです。(ちなみにこの回、のび太は「玉子を運びやすくしてあげる!」と「立体パズルハンマー」でその卵をパズルのピース化してバラバラにしてしまい、「大切な玉子が…」とジャイアンを困らせてくれました…何やってくれてるのよ、のび太くん…)

のび太もよくお母さんに買い物を頼まれます。決まってのび太は「ドラえもんが行けばいいのに」とか「しずかちゃんと遊ぶ約束してるのに」とか愚痴を言いながら渋々お手伝いの買い物にでかけます。

が、ジャイアンのお手伝いには愚痴をこぼす場面があまりない印象です。お家のお手伝いをするのは当然のこととして(お母さんのお願いは聞くものとして)、ただひたすらに任務を果たしているのです。よ!働き者!!

まとめ

「言いたいことが言える」「揺るぎない自己肯定感」「女子に優しい」「働き者」…今回は私が思うジャイアンの魅力をお届けしました。
そして最後に、私の大好きなジャイアンの歌の歌詞を、どうぞ!

荒ぶる! ハートフル! 俺ジャイアン
急上昇! あっハイテンション! ガキ大将
心の友へ ボエボエブルボエ~(ほれぼれするこえ)

ジャイアンにボエボエ(作詞:マイクスギヤマ)

「荒ぶるハートフル」、ですよ!!
ジャイアンをよく言い表してます。韻の踏み方にもボエボエ(ほれぼれ)です。

ただし、唯一、彼の暴力を振るうところだけは、全くをもっていただけません。
いつかプロボクサーの試験にでも合格して、有り余るパワーを正しく発散する場を持てることを切に祈りつつ、卒論の結びとさせていただきます。

ジャイアンのことだけで4000字超えできる私も相当なジャイアンになったな・笑

トップ画像は、ドラえもんミュージアムに近いJR宿河原駅のエスカレーター脇にいたジャイアンです。

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