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ぶちあげ反則級💖SixTONES 4thアルバム「THE VIBES」について綴る回_②通常盤、初回盤A限定曲編

2024.01.10 SixTONES 4thアルバム「THE VIBES」の楽曲の「反則っぷり」という名の魅力を1曲ずつ綴るシリーズです。
各盤共通曲についてを綴った「➀通常盤、初回盤A・B共通12曲」編で4000文字超えしたのを反省して、このあとはもうちょい刻んで、いこうと思います。
※普段、北斗のことを「話が長いのよ」って言うのは自戒の念を山盛りに込めています…


■SixTONESのアルバムのリリースの仕方(おさらい)

SixTONESのアルバムは、「通常盤」「初回盤A」「初回盤B」の全3パターン(3形態)でリリースされます。

4thアルバムは1〜12曲目までが全盤共通で、そのあとは通常盤、初回盤A、初回盤Bと盤ごとに異なる楽曲が「限定曲」として入りました。

CDの売上げ至上主義な事務所だから仕方ないとはいえ、正直、最初は「なんで同じ曲たちを3セット分も買わないといかんのよ」と思っていたのは事実です。ごめん。
ずっとバンドしか追っかけてこなくてこの「仕組み」にあとから出会ったから、違和感もまた強いのかもしれません。

アルバムだけじゃなくシングルもこの「3形態」でリリースされるので、ファンになったばかりの頃は毎度「どの盤を買うのか」で悩んでいましたが
用意された曲に歌を入れて終わるような関わり方ではなく、彼らがそもそもの選曲や曲への意見など作りこんでいく段階でかなり深く楽曲と向き合っていることを知ってからは、迷わず全形態買うようになりました。

今、強いて悩むとしたらクリアファイルとかの「特典」をつけて買うかどうか、かな。クリアファイルとかカードとかの特典は、本当に欲しい子に譲ったほうがいいんじゃないかと思ったりはします。まぁでも結局、特典付きを3枚セットで買うんですけどもね。

純粋に楽曲が聴ければいい、少しでも出費を抑えて他の盤の限定曲も入手して聴きたいときは、「特典なし」で買うのもオススメです。

前置き長くなりましたが、今回は通常盤と初回盤Aの限定曲についてを綴ります!

■通常盤限定曲

1:君がいない

この曲、アルバムリリース前にYou Tubeで発表されたタイジェスト版では触れられなかった一曲でした(昨年リリースの3rdアルバム「声」のダイジェスト版でも、非公開のままリリース日を迎えた楽曲がひとつだけありました)。

で、「君がいない」っていったら、アラフィフなら間違いなくZARD。坂井泉水さんのそれが脳内自動再生されちゃいます。なんにせよ、バラードよね。

でも、なんだろう…この曲を非公開にしてくるSONYさん、何を企んでる??(SONYさん、いつもワクワクをありがとう!)

と思っていたら、アルバムリリース前日にYouTubeで不意打ち解禁!

しかもなんと!!

「君がいない」がまさかのラップ曲!!!

SNSではその斜め上を行き過ぎる展開にみんなして大混乱&狂気乱舞でした。

畳み掛けるような「君がいない、君がいない」のフレーズに、あうあうしてる感じとかイライラしてる感じも詰まってるけど、いなくなるまで「放置」した当然の報い的なものなんだろが(元も子もないコト言った)。

そしてYou TubeにアップされたのはアニメーションのMV!!
MVがアニメーションのパターンは、過去に1st収録曲「うやむや」、2nd収録曲「フィギュア」。そして今回の「君がいない」含めて同じアニメーターの方が制作されています。
ちなみにメンバー本人たち、一切出てきません。いいんです!それで成立するのがSixTONESだから。

💎君がいない [YouTube ver.]

…って、あれ?
ドア、がちゃり開けておでかけですか?

なんと!行き先はTHE FIRST TAKEのマイク前!!

ひええーやるのね!TFTで「君がいない」やってくれるのね!!

不意打ちかつワクワクさせてくれるお知らせの仕方が、もう!!!SONYさん大好き。

なんと今回は生バンドのアレンジ!!でした。ベース好きにはさらなる耳福(眼福の耳版)。ジェシーのフェイクが大爆発しててたまりません。ハモリもしっかり聴けていいなぁ〜💖

💎SixTONES / 君がいない THE FIRST TAKE

2: ONE SONG

ジェシーの低音からの歌い出しで始まる、優しい世界。ほんわりおひさまのにおいがしてきて、幸せをお福分けしてもらえる気持ち。こういう愛に溢れた曲が、もうちょい余裕を持って聞けるようになりたいぞ…(がんばれ。)

ラップパートなし曲、になってますが、ラッパー樹の気配の消し方、夜の匂いが漂う色気の抜き方(隠し方)が本当にすごい。曲の世界観に合わせて、声、歌い方の「陽」のほうを出してる感じ。

ラスサビ前、樹→こーち→きょも→慎ちゃん→北斗→ジェシーとメンバーが1フレーズずつ歌い繋ぐ箇所があります。
声の表情で
樹の頼もしさ、こーちの寄り添い、きょもの壮大さ、慎ちゃんの推進力、北斗の真っ直ぐさ、ジェシーの優しさ全部入り」の一曲だと感じました。
…って、過去イチ勝手な解釈したかな。

3:Drive -THE VIBES ver.- 

※「ABARERO」通常盤カップリング曲「Drive」のアルバムバージョン

SixTONESの「軽さ、抜け感」メイン担当、ジェシー。どんな曲でもSixTONES色にするその歌唱力、表現力。

この曲のサビでの「drivin’」を聴く度に、ドライブの習慣がない私ですらも一気にココロが軽くなる。ココのフレーズの力の抜け方が、この曲の印象の全てを握ってると思う。
そして今年こそは英語の発音勉強しようかなとも思わされる(ゴスペルサークルでの英語詞は勘とフィーリングだけで歌ってる←だめじゃない?!)。

ビッグバンドアレンジとのことですが、デジタルかな?そして高音パートを中心とした音数が多い気がします。
個人的には生音と低音パートが好きなのと、今は体調的に高音が受けつけづらいみたいなので、落ち着いてからまた聴いてみようと思います!!

■初回盤A 限定曲

1:DRAMA

高めの音の樹のラップからスタートして、途中、メロディアスになったと思ったら「ぽぴぽぴぽーぽ」(あぁ…表現が壊滅的)を合図にサビへ向かって加速。で、到着した先は重低音鳴りまくり!!!っていうはっきりとした構成はわかりやすいし、飽きないし、また聴きたくなる!
曲の速さがこのくらいだと、勢いだけじゃ誤魔化せない。メンバーのリズム感の良さが格段に伝わる1曲。休符の歌い方も相変わらずかっけーです。
これもライブで盛り上がりそう!

昨年12/24に「X」を始めたきょもも「ドライブしながら聴いたら絶対アガる!」とポストした「DRAMA」。
絶対アガるとは思うんだけど、ペードラがこれ聴いて運転したら確実に危ないので助手席でアガってね。ゴールデンペーパードライバー歴21年より。

最後のジェシーの「HAHA」は、Ahahahaha!の字面通り笑う男、ジェシー感謝祭「<おまけ>ジェシーの曲中「Haha」集」に追加すべき逸品ですね。

2:House of Cards

2番でのフレーズや後半のフェイクといい、きょもが全体的に猛烈な切なさと儚さ、脆さを決定付けていく一曲。北斗の低音パートや樹のラップが、きょもの高音パートの「ギリギリでどうにか保ってる均衡」な感じをより際立たせてくれます。

「THE VIBES」発売特設サイトのセルフライナーノーツでも
『メンバーの話し合いで満場一致で収録することが決まった楽曲』と樹が語るこの曲は、なんと!「DRAMA」と同じ作詞作曲の方々が作られたそう。この振り幅はすごい。そしてそれに応えられるSixTONESもまたすごい。

「こっから」「アンセム」みたいな泥臭さとは真逆に位置する、繊細さ溢れるこの世界観をも真正面から表現できることは、本当にSixTONESの強みだと思います。

守備範囲の広さに脱帽。

そしていつもいろんなジャンルの音楽を届けてくれてありがとう。
「THE VIBES」たくさん聴いて、ぶち上げていきます!!


残るは、初回盤Bの限定曲である「ユニット曲」です。
久しぶりに曲聴いて笑ったなー。
きっとみなさん、街中でハト見る度に思い出し笑いしてるんだろな。
そして絶対にハト界隈のほうからも不審に思われてると思う。
(「なんか最近やたら笑われない?」みたいな)

今回のユニットの組み方は、個人的にとっても気になる組み合せ!!
そのあたりも含めて綴れたらと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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