今日は、お仕事とお金の話。
以前から親しくしている友人と、彼女がやっている仕事の話をした。彼女は最近まで無料でやっていた自分の好きなことを有料に切り替えたばかり。有料にすることで、今まで付き合いのあった人が一気に減っていったのだという。

お金をいただくにあたって、自分が今までいた場所から出て行くというか、今まで周りにいた人との関係が変わっていくことってある。アマチュアとプロの境界線というのは、技術とか価値とか、そういうもののもっと手前にある「自分はこれを仕事として行う」という意識なんだと思う。
お金をもらう意欲があるのか、ないのか。それだけがプロとの境界線だ。そしてお金をもらうというのはある種の“気合い”がいる作業なんだと思う。

仮に今、どんなに未熟であろうとも、どんなに中途半端でも、それでも「自分はこれを仕事にする。お金をもらう」と決める。それが自分をその道に導いてくれる。もちろん誰かが引き上げてくれることもあるんだけど、最初の一歩は自分からなんだと思う。自分からなんのアクションも起こさずに、いつか誰からか引き上げてもらえることなんてないのだから。

お金をいただくというのは、色々な人のジャッジを生むことでもあって、「高い」だとか（別に高くなくても）「なんでお前なんかが」とか、色々言われることもある。そういうのは基本的に、気にしなくていい。そもそもあなたにお金を払ってくれる人だけが、あなたのお客様なのであり、あなたになんやかんや難癖つける人はお金を払っていないのであればお客様でもなんでもない。ただの野次だ。
ただの野次を「親切心なんだろう」とか「助言なんだ」と間に受けない方がいい。あなたが言葉を聞くべきはあなたのお客様だけだ。家族や友達の言葉でも、あなたのお客様（実際にお金を払っている人）ではないのならあまり気にしなくていい。応援の気持ちとかは受け取ってもいいけど。

あなたがどんな段階にいたとしても、お金を受け取っていいのだ。もちろん、上手いに越したことはないけれど、完璧に出来る瞬間なんてないのだから、今の自分のままでお金もらってもいい、という許可が、最初の一歩なんじゃないかな。
未熟でもいいから。下手くそでもいいから。やってみようよ。
そうやって出してみて、お金をいただいてやってみて初めて、色々な経験が積めて、上達していくんだよね。だから、逆なんだよね。未熟でも下手くそでもやり始めて、売り出してみないと何にも始まらないんだ。

▼最近はTwitterによく出没しています。日々の占い更新してるので、よければフォローしてください。

▼セッションメニューはこちらから