エルピス

明けましておめでとうございます。海端ドロシィです。

年始はずっと録りためていたドラマを観ていました。ということで、こちらです

「エルピス」
脚本:渡辺あや
出演:長澤まさみ 眞栄田郷敦 岡部たかし 鈴木亮平 他

久しぶりの日本のドラマです。韓国ドラマにハマってしまったら、なんだか日本のドラマが薄く感じてしまってあんまり見なくなってましたが、これは面白かったです。
ハラハラするとか、この続きが気になるっ!とかではなくて、ああそうなんだよこれがこの国、ああこれがこの世の中、ああくそったれ、ああ悔しい。とか、いまのモヤモヤを画面の向こうでなんとか吐き出してくれてるのに、ありがとうと、きっとこうやってドラマにしても、何も思わない化石たちがそのカチカチの肩を揺らして笑うのだろうとか、悲しみや喪失感も含めて、見てしまいました。
それでも救いがあるのなら、それでも希望があるのなら、その小さな一筋の光を、見ていたいとも。大門の娘婿の言葉のような。

言いたいことも悔しいこともいっぱいある。目の後ろに隠されたものを、できればちゃんと見極めたい。そう思わされたドラマでした。

ちなみにわたしはsilentは、はまりませんでした。1話目からモヤモヤしたけど、最後までスッキリしませんでした。その後にみた対談番組での、脚本家さんの言葉を聞いて、ああなるほどな、だから私はあまりはまらなかったんだなと。考え方に違いがあった模様です。それも、また。

さて、還魂最終回みよ。

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