松本人志のドキュメンタル 海外からの視点について

突然ですが、アマゾンプライムで観ることのできる「ドキュメンタル」という番組を知っていますか?

ドキュメンタルとは

2019年6月時点で既にシーズン7まで放送されている人気作品で、3行で内容を説明すると

・参加者10人で参加費100万円
・制限時間6時間で笑ったら負け
・10人のみの密室空間

イメージとしては「ガキの使い・笑ってはいけないシリーズの真剣勝負バージョン」のようなものです。

お笑い芸人同士が無法地帯で真剣に笑わせあうという今までにない企画で、個人的にはとても面白い試みの番組だなと観ています。


Amazonレビュー★3.4に対する疑問

そんなドキュメンタルを観て、私は「なんて面白いんだ!」と思ったわけです。そして食べログ・映画.com等でもお世話になっている「★レビュー」を見ました。

そこで目にした数字は★3.4!!(シーズン2です)
「評価低い!!!」と驚きました。

確かにテレビではできないような下ネタがあったり、ギャグですべった瞬間を余すことなく撮っていたりして賛否両論あるとは思いますが、まさか★3.4程低いとは、、、

みんな辛口な評価をするなーと思ったのですが、ふと
「日本人が辛口評価なだけでは?」
と疑問に思い、他国の★レビューはどの程度か調べてみました。

ドキュメンタル シーズン2 日・米・英・独の★レビュー比較

日本

アメリカ

イギリス

ドイツ

やっぱり日本の評価は辛口だ!!!

一方で米・英・独は甘すぎないか?と感じました。
しかし、この3か国のレビューを読んでいくと全てが絶賛の意見というわけではなく「○○は改善した方がよい」「○○は好きではない」というレビューもあります。ただ、それらがあっても結果的には楽しめた→★5という評価になっているのです。

日本人は「○○は改善した方がよい→★-1」「○○は好きではない→★-1」よって→★3という評価になるのではないでしょうか。

この部分は日本と他3か国の大きな違いであり、私は日本の辛口評価に息苦しく感じてしまいました。

様々な映画に対する各国の評価

ここで、amazon上で販売している他の作品(有名映画)とドキュメンタルのレビューを比較してみます。
※他の映画はDVD版なのでDVD自体の不具合に対するレビューも含まれます
本当は各国の映画.com的なサイトで比較した方が良いと思いますが、そこはご勘弁ください。

この結果を見て思ったのは
「みんなドキュメンタルめっちゃ好きじゃん!」ということです。

他の有名映画のレビュー数を上回っています。これを踏まえてドキュメンタルの評価が低かった理由を再度考察してみます。

・レビューが多い→みんな関心はあり観ている→ジャンルが特殊なため身近な知人・友人・家族と感想を共有できない→レビューを書いて感想共有している

・他の映画であれば批判的なレビューは書かずに人に話して発散する→でもマイナーな作品であるため周りの人と情報共有できない→ついつい批判的なレビューを書いてしまう

・そもそも海外のレビュー数が少ないため日本の評価と比較できない→海外のレビュー数も増えれば日本の★3.4に近づく可能性がある

・日本人はお笑いが大好きで目が肥えてしまっているため、他の国に比べて粗が目に付いてしまう

などなどが考えられます。まあ、日本の作品ですから日本人が一番評価に厳しくなってしまうのはその通りかなと思いました。

結論

ドキュメンタルは批判しつつもついつい観てしまうくらい面白く、おまけに海外の人からの評価は抜群によい作品です。

続編に期待しましょう!!


それではまた!





今後の創作活動に活かしたいと思います!