名曲891 「淑女の夢は万華鏡」【奥菜恵】[こちら葛飾区亀有公園前派出所]

ーーなぜか落ち着くこち亀らしからぬハイセンスーー

【奥菜恵 - 淑女の夢は万華鏡】
奥菜恵 - 淑女の夢は万華鏡 - YouTube

 奥菜恵というと、どうしても私は某会社の社長が頭に浮かんでしまう。この曲が発売された当時は、バリバリのアイドル歌手だったんだというのを、その時系列で思い起こしてしまうのは、うーむ。ちなみに某社長は私の尊敬する人物のひとり。私もそのような大きな人物になりたい! けどこじんまりしたいまも気に入ってしまっているんだなあ。

烏龍派出所片尾曲-淑女の夢は万華鏡(中文字幕) - YouTube

 こち亀のエンディングとして使われたこの曲。映像を見て懐かしさを覚える方も多いのではないか。実際、この曲はこち亀放送の初期からまあまあ長く採用されていた。いわば人気曲だったのだ。

 テーマは恐らく麗子だろう。まずタイトルのセンスがいい。淑女の夢は万華鏡。小説のようだ。麗子も(きっと)淑女だろうし、自由な様子も見て取れていい。私もそのような自由な人物になりたい! けど型にはまった自分も好きだったりするんだなあ。

 万華鏡の速さで変わる夢というのは、なんていい表現なのだろう。いくつも欲望があって人生に張りがありそうではないか。想像を膨らませていくとどこか元気が出てくる。そういえば両津も中川もそんな感じだし、こち亀って楽しい。

 私がもっと尊敬する人物は両津なのだ。ああいうバイタリティー溢れる行動力、なんにでも反応できる超敏感アンテナ、自分にはない人から愛されている姿。すべてが理想なのだ。話の最後の1ページさえなければ。私も両津みたいになりたい! ……部分的に。

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