名曲428 「ジュリアに傷心」【チェッカーズ】

ーーオーマイジューリア!ーー

【ジュリアに傷心(ハートブレイク) チェッカーズ 1984】

 チェッカーズは有名なシングル曲しか知らなかった。と書けばじゃ今回のこの曲もだねと言われそうだが、実はこの曲を知ったのは遅く、社会人になってからだった。ちっちゃなころから悪ガキだった私はSMAPまでのジャニーズはよく聴いていたのだが、それ以前の男性アイドルについてはてんで詳しくなかった。

 高校生になってからいろいろと80年代の有名曲を漁っていたのだが、なぜか当時はピンとこなかったようですっかり抜け落ちていた。当時は「哀しくてジェラシー」と「星屑のステージ」を好んでいた気がする。

 現在、総合的にいちばん好きなチェッカーズの曲はこの「ジュリアに傷心」である。傷心と書いてハートブレイクと読む。作詞は売野雅勇。作曲は芹澤廣明だ。特に私は芹澤さんが大好きである。今後、そちらも曲を取り上げる予定である。夏くらいかなあ。

{キャンドル・ライトが ガラスのピアスに反射けて滲む お前誰の腕の中踊る 傷心 SaturdayNight 悲しいキャロルがショーウイドウで 銀の雪に変わったよ}

 出だしが天才。芹澤流のかっこよさ。「キャンドル~」から「~滲む」までの部分は何かを叩いてリズムを取ってしまう。何もなければ歯でカチカチリズムを鳴らしてしまうほど。

{so silent night ドアを抜けてく俺を tears in your heart 頬濡らし見送ったひと… 俺たち都会で大事な何かを 失くしちまったね}

{Ol'MyJullia 憶えているかい 俺たち見てた夢… 帰ろうぜあの街角へ Heart break ol'my my my my ジュリア}

 疾走感もなかなか。サビまでのつながりがいい。ちょっと序奏が間延びがちなのだが、きっちり引き締まった構成だ。

{ラジオでRock'nRoll 二人で聴いたねヒットパレード}

 うーんここも時代を感じる。いまじゃスマホで(字足もぴったり)に置き換えられる。ん、てことはあと40年したらまたスマホが時代遅れになってしまうのだろうか。

 チェッカーズは意外にも今回が初めての紹介になった。先日、99人の壁でチェッカーズが大好きな小学生を目にしたのだが、これはいいことだと感じた。だよな、やっぱりレベル高いよね当時は、と画面に向かって語りかけたものである。届いているといいなあ。

       【今日の名歌詞】

俺たち都会で大事な何かを 失くしちまったね

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