Miyamoto Hiroshi | 宮本浩志

レーベル→広告代理店→プラットフォームの経験を活かして、音楽マーケティング・テックにつ…

Miyamoto Hiroshi | 宮本浩志

レーベル→広告代理店→プラットフォームの経験を活かして、音楽マーケティング・テックについて様々な視点で書いていきますので、読んでいただけると嬉しいです! https://twitter.com/38610164

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「音楽マーケティング」について、考える。 1/3 -戦略編-

コミュニケーションやプロモーションに関わる中で、これ迄色々なメディアからインプットしてきました。ただ、その中で「音楽マーケティングとは?」についてまとまった書籍や情報ってあんまり見たことがなかったので、一度まとめてみることにしました。 ページめっちゃ長くなりましたが、まとめた資料がこちら。 このまとめ資料は、私が「これは使える!」と思ったものを雑多に取り入れ、リミックスしたものです。ですので「ここは使えるから、つこーたろ!」くらいの感じで読んでもらえると嬉しいです。人によ

    • アーティストとNFTとWeb3.0、ってか2.5。

      今回は「音楽アーティスト × NFT × Web3.0 × ブロックチェーン」をテーマとして、音楽・エンタメ業界向けに同行・考えをまとめてみようと思います。とはいえ、2021年に入ってから本格的に勉強しだしたペーペーですので、誤った部分や、理解が甘い部分もあると思います。間違っている点やアドバイスがあれば是非、優しくご指摘ください🙏 クリプト業界の方にとっては、音楽業界&代理店出身者の目線ではこう見えてんだな!っという参考になると嬉しいです。気になってくださった方、お気軽に

      • BTSとファン・エコノミーの未来

        このnoteはJudy Knowsさんが書いた記事「BTS and the Future of the Fan Economy」を翻訳させて頂いたnoteです。 実はこの記事、3月頃に出会って翻訳しながら読んでいたのですが内容があまりにも学びになったので、Judy Knowsさんにメールさせていただき、翻訳のご許可をいただきました。できる限り調べて翻訳をしていますが、ニュアンスや謝りがある点もあるかもしれませんし、情報が古い点もあります。 21年1月2日公開記事で当時の情報

        • ロックバンドとDX | the marriage of creativity and digital

          DXこと、デジタルトランスフォーメーション。 昨今、「マーケティング」同様バズワード化していて誤解が広がってたりするので、誤解を解くためにも「アーティストとDX」というテーマでnote書くことにしました。 より具体的なnoteにするために、今回「ロックバンド」にジャンルを絞って「ロックバンドとDX」について書いていきますが、クリエイティブ業界でも使えると思いますので、音楽業界外の方もぜひご覧ください。 注:そもそもデジタルもリアルも溶け合った世界に我々は生きているので、双

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        「音楽マーケティング」について、考える。 1/3 -戦略編-

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          アーティストのグロースについて、考える。Ver3.0

          noteのルールこのnoteはVerを、随時更新しています。初めてご覧いただく方はここから。既にご覧いただいている方は、目次にVer.記載があるので続きからご覧いただければと思います! 過去の加筆をした場合は1.0→1.1という感じに小数点以下を更新。記事の新しいパートを更新した場合には1.0 or 1.1 → 2.0って感じにVer.を変更します。 はじめに現在、「アーティストのグロースデザイン」をテーマにnoteを書いています。 理由は2つ。 ❶ストリーミング・Y

          アーティストのグロースについて、考える。Ver3.0

          YouTubeの動画戦略「3Hを、3S戦略へ」

          noteをご覧いただき、ありがとうございます!音楽マーケティングのnoteを書いている宮本(Twitterはコチラ)と申します。音楽マーケティングに関して考察したnoteとか書いておりますので、「はじめまして!」の方はぜひお時間ある時にご覧いただけると嬉しいです! このnoteではGoogleが2014年に提唱した「3H戦略(HHH戦略)」を僭越ながら「3S戦略(SSS戦略)」とアレンジさせて頂き、その内容をできるだけコンパクトにまとめています。 3S戦略は「視聴者のコン

          YouTubeの動画戦略「3Hを、3S戦略へ」

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の参

          記事を開いてくださった方、いつも読んでくださっている方、ありがとうございます!音楽マーケティングについてのnoteを書いている、宮本浩志(Twitterはコチラ)と申します。 このnoteは「音楽マーケティング連載第四段」です。 はじめて読んでくださる方は、第一弾からお読みいただくと分かりやすいと思います! 勿論、このnoteから読んで頂いても大丈夫ですので、タイミングがいい時に第一弾もお読みいただければと🖖 👇音楽マーケティング連載noteはこちら👇 第一弾:コンセプ

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の参

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の弐

          記事を開いてくださり、ありがとうございます!音楽マーケティングのnoteを色々書いている宮本(Twitter)と申します。 このnoteは勝手に連載している音楽マーケティングnote第三弾で、長編となります。ですので、 1. めちゃ流し読みいただく 2. 時間のあるときに、お読みいただく スタイルで、ぜひご一読いただけると嬉しいです! 気に入っていただけた方はぜひぜひシェアや、いいねを押してもらえるとめちゃくちゃ励みになりますっ🙇 初めてお読みいただく方は第一弾からお読

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の弐

          アーティストとKPI : 「最高の結果を出すKPIマネジメント」を読んで、まとめてみた。

          「KPIって日常的に使ってるけど、本当の意味で理解できてないなぁ...」と思い、尊敬するストラテジックプランナーに相談したところ『最高の結果を出すKPIマネジメント』(中尾隆一郎著)をオススメしてもらったので、その読了アウトプット × アーティストの場合は?ということで、音楽マーケティング視点でnoteにまとめることにしました。 この本、本当に分かりやすくてオススメですのでぜひポチッと! はじめに「ケーピーアイ」と横文字ベースで考えるとsayonara sayonaraし

          アーティストとKPI : 「最高の結果を出すKPIマネジメント」を読んで、まとめてみた。

          新年の目標を、今年こそは忘れない! 「目標のプレイリスト化」

          2020年もあっという間に終わってしまいましたね! 新型コロナウイルスの影響で年始に組んでいた予定とかも総崩れだったのではないかな?と思います...2021年はコロナも踏まえていい年にしていきましょう!! 「いきなりですが、去年の新年に立てた目標って覚えてますでしょうか?」 ...断言します。 私は毎年、忘れます!!笑 お正月は気持ちが昂ってるので「今年のオレはこうだ!」的な気持ちで新年の目標決めるのですが、まーー忘れますね。。。かれこれ10年くらいずっと忘れてんちゃう

          新年の目標を、今年こそは忘れない! 「目標のプレイリスト化」

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の壱

          「音楽マーケティング」について、考える。「戦略編」を書いてから半年経ってしまいました... すぐにこの第二弾を書こうと思ってたのに...意志が弱く...お恥ずかしい。ここからは頑張ります!! そして「戦略編」を読んでくださった皆様、ありがとうございます!noteをキッカケに色々な方とお話できたり、音楽ナタリーで松島さんと対談もさせていただきました。(未読の方、ぜひ読んでいただけると嬉しいですっ) 第二弾となる今回。 当初「コミュニケーションデザイン編」というテーマでま

          「音楽マーケティング」について、考える。 2/3 -キッカケと沼編- 其の壱

          TikTokによって、着うた系時代がまたキテる!?

          といってもまんま着うた系が流行るわけではなく、本質的な部分で「着うた系時代が、またキテる気がしている。」というお話です。 「着うた系」って何?そもそも「着うた系」とは何だったのか?ジャンルだけじゃなくて、少し広い目で見て思い出してみます。 時代:2004〜2010(2007〜2010が最盛期) ジャンル:R&Bベースのやさしいメロディ プラットフォーム:レコチョク プレイヤー:携帯(ガラケー) 連絡方法:メール(テキストと絵文字) web:iモード等、携帯サイト(テキスト

          TikTokによって、着うた系時代がまたキテる!?

          アーティストの情報設計は、パチンコと一緒。

          デジタル時代において「アーティストの情報設計」が益々重要になっています。設計が上手くできていると、自然にファンが増えていきますし、設計が上手くできていないと、ファンはなかなか増えません。 イメージは、パチンコ「アーティストの情報設計」のイメージは、パチンコです。 たくさんの玉が自然と穴に流れていくように、釘を調整していくことが重要です。「綺麗に」「ストレスなく」「ワクワクしながら」流れていくように釘(情報)を調整(設計)していきましょう。 (賭博黙示録カイジ#第3章「欲

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          音楽業界若手にオススメな、ビジネス書10選

          アーティスト、マネジメント、レーベル関係なく、若手の方々にオススメなビジネス書を10冊選びました。裏テーマは、10年前の自分にオススメしたい10冊です。 右脳系←→左脳系、2020年代←→普遍的でプロットしています。 右脳系はサブスクサービスで名作にいくらでもアクセスできるので、少し少なめにしています。では早速。 私が選んだ10選はこちらです。 10選リスト1. ドリルを売るには穴を売れ - 佐藤義典 2. 未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略 - 細田高広 3.

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          月に何回同じ曲聞くと、飽きられるのか? 〜 飽きられない為にすること 〜

          「ブーム」とは表裏一体です。一過性で終わってしまったアーティストは数知れず。その「一発屋」で終わってしまった原因を「視聴回数・時間/月」という軸で考え、「飽きられない為にすること」を考えていきます。 ※書き出したらめちゃ長くなってしまいましたので要点が欲しい方は「飽きられない為に、何をすべきか?」まで飛んじゃってください。 ミスチルの「HANABI」と「エソラ」が少し苦手私ごとですが、Mr.Childrenさんの名作アルバム『SUPERMARKET FANTASY』に収録さ

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          アーティストのマネタイズはどこだ!? 〜プロモーションを考える前の大前提〜

          プロモーションを考えるにあたってプロモーションを考えているとき、よく「手法論」の話になりがちです。タイアップ、TrueView(YouTube AD)、交通広告、バズっぽいキャンペーン。 勿論その1つ1つは効果的であることは確かです。 でも、「そもそもプロモーションの目的は、何か」ここを見失わないようにしましょう。 基本的に「プロモーションは、ファンを最大化しマネタイズにつなげる為」です。 プロモーションによって、各楽曲視聴や購買やライブ動員へ繋げ、ファンを増やす。ここか

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