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誰もが「経営者」

おはようございます。るーさんです。
最近は野菜スープにハマりそうなのでこの勢いにのって痩せようと思うこの頃。
#いつまで続くのやら

さて、今日は誰もが「経営者」だよねというお話。

つまり、どういうこと?

いろんな本もそうですし、私もこのブログで何回か書きましたが「経営者目線で仕事をする」ことは大切だよねってことを話しました。
なんでー?っていう部分があまりピンときていない方の方が、多いかもしれません。

なぜ大切なのか。
それは、「当事者意識」が芽生えるから。

当事者意識というのは、「自分にも責任がある」ということ。

日本の教育だと、どうしても「位の高いものが責任を取る文化」と学んでいくスタイルです。
つまりアルバイトやパートで稼動するとなった人は、ここまでの責任力を学びません。
#高校生のアルバイトがいい例

高校生のアルバイトの子は、みんなこう言います。
「だって、バイトだし責任は店長やリーダーにあるじゃん」

この人達が大きくなるとどうなるか。
正社員で働いたとしても、同じ気持ちで働いてしまうのですね。
おまけにメンタルの筋トレをしていなければ、少し本人の改善点を伝えただけでめげる。

これが今の日本の流れですね。

けど、この人たちは口を揃えてこう言います。
「あの人たちは、才能があるから活躍できるんだよ」
「成功している人は、もともと自分と持っているものが違うんだよ」

前者は、違う。
みんな誰しも才能を持っています。
後者は、確かに。
人によって才能が自分と一緒だとは、限らないから。

ただずっと「羨ましいな〜」と思って自分の満足を得られないままいるのは、望んでいることじゃありませんよね。
#望んでいるのならそれでいいです

持っている才能が何かを見つけるのは、自分。
その才能を活かすために努力するのも、自分。
何かを実行することに責任があるのも、自分。

つまり、経営者とは、全てにおいて「自分と会話し続ける」人のことを指します。

「自分」という会社

内側の自分と向き合い続ける。
つまり、「山田 太郎株式会社」というように自分自身の会社を経営しているのです。

自分会社が循環し続けているのであれば、あなた自身が何かに苦しむことはありません。
しかし体が、心が、どこかしら不都合があって循環していない部署があるならば、それは「その課題と向き合って解決しましょうね」というサインになります。

私は、高校生の時にマクドナルドでアルバイトをしていました。
自分が人を教える立場になり、その時間帯のお店責任者であるマネージャー、私、各クルーという仕組みになります。
#スタッフのことをクルーという
ここで私は板挟みにあったと思う経験があります。
マネージャーは、生産性あげてほしい人材を育ててほしい。各クルーからしたら、このマネージャーには信頼性がないからついていけない。そんなふうに、私は双方の意見について常に「どっちもどっちだな」と思いながら過ごしていくのです。
ある日、私が尊敬しているマネージャーからこんな一言をもらいました。
「自分がこのお店の責任者だったら、どうする?」
17歳の私にとっては考えたことがありません。
だって、私はマネージャーじゃないし。
ってすぐに思ったし、それをそのまま伝えました。
けど、そのマネージャーは次にこう言いました。
「自分自身を助けるのは自分の他に、誰かの力もあるんだよ。まずは自分だけどね」

そこで初めて、もし自分がお店の責任者だったらを考え始めました。
するとそこに焦点を当て始めるから「双方がどうなったらいいのか」を少しずつ考えられるようになりました。
だから、結果として私が入っている時間帯はマネージャーも各クルーも、それぞれ円滑に仕事を進めることができて助かると言われるようになったのです。

これも、ある意味「自分が経営者なら」を考えるようになったからです。

失われる「経営者目線」

いろんなことが起こっていくと、マイナスなことが起こった時にこの「経営者目線」を捨ててしまうんですね。
常に経営者目線を持ち続けるには、自分自身と会話をしていることが前提です。
時に、これが「自分を責めているように感じる」「自己嫌悪がひどすぎる」というケースに繋がってしまう人もいます。それが結果として「経営者目線は、もうやめよう」に繋がっちゃう。

ここで大事なのが、自己嫌悪する必要はないのです。
改善していけば良い。
自分を更新し続ければいい。
おこった事実は事実なので、受け止める必要があります。
それは、事故や誰かの死でも全てにおいて起こった出来事としての事実には変わりないから。

そこを受け止めて、今を生きる自分はどう改善していこうかな?このことを受け止めて、どのように自分会社を軌道修正しようかな?と切り替えるスイッチを身につけることが大切。ここのスイッチが壊れてしまったり、無くしてしまうとあなたが持っている経営者目線というものは、失われます。

「誰の目線で物事を考えているのか」「誰の目線で物事を判断しているのか」「誰の気持ちを大切にしているのか」という根本をぶれないようにし続けるために、自分自身と向き合っていくのです。

だから、経営者目線というのは働くことで特に活かすことができるかもしれませんが、プライベートにおいても活かすことができますよね。

今日はそんなお話でした。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

おしまい。

いつもありがとうございます(*^-^*) 次なるコンテンツの本に使います♪