せむ

公立中→公立高(偏差値66)→東大文系(現役合格)→副業で家庭教師。主に難関~最難関大…

せむ

公立中→公立高(偏差値66)→東大文系(現役合格)→副業で家庭教師。主に難関~最難関大志望・現役合格を目指す公立高校生を指導しています。授業では数Ⅲまで扱っています。理科は分かりません

最近の記事

月刊『大学への数学』:数学を得意科目にする雑誌

 こんばんは、家庭教師のせむです。  今年の受験生の指導に、月刊『大学への数学』(以下、月刊大数)を使用しました。  初めての試みとなりましたが、教えたときの手応え・実際の入試結果ともに、相当満足のいくものになりました。  結論として、偏差値55~の大学を志望する子なら誰でも(もちろん、2次試験で数学が課される大学・学部を受験する子の話です)オススメできる雑誌となります。  今回はそのあたりを、今年度の指導実例とともに紹介したいと思います。 ★要約/まとめ 勢いで書いてい

    • 『スタ演』の正しい使い方

       こんばんは、家庭教師のせむです。  増刊号紹介シリーズとして、今回は増刊号の中でおそらくもっともメジャーな問題集『新数学スタンダード演習』および『数学Ⅲスタンダード演習』(以下、スタ演)を解説します。  下の方に、入試数学問題の難易度構造と、それに基づいて「スタ演にどのように取り組めばよいか?」といったアドバイスも記しています。  このくらいのレベルの問題集を解く際、「問題の解法だけでなく背景や『なぜそうなるか』までしっかり理解しなさい」とはよく言われることですが、個人

      • 大学への数学・増刊号を語る①『入試数学の基礎徹底』

         どうもこんにちは。家庭教師のせむです。  本業が忙しく、更新が滞っていました。  暇ができ始めましたので、また記事を書いていこうと思います。  今まで『大学への数学(以下"大数")』シリーズは"1対1"などをはじめとしてごく一部しか使ったことがなかったのですが、今年の受験生に月刊大数や増刊号などを使わせてみたところだいぶ感触が良かったので、今回から増刊号を紹介するシリーズ記事を書いてみます。  来年度以降も使う問題集ばかりですので、生徒に使わせる際に問題集の概要から説明

        • 模試との付き合い方【大学受験】

           こんばんは、家庭教師のせむです  模試の受け方、使い方について、個人的に生徒に指導していることをざっくりとまとめました。 ※主に高1・高2を対象にした記事ですが、高3でも参考になる部分はあると思います(高3はこんなに呑気に計画立ててられなかったりする) 受ける前・テーマを決めて勉強する  模試において大切なのは、必ず次の模試の「重点対策テーマ」を決めて取り組むことです。  取り組む期間は2週間~3ヶ月くらい。これはやる内容に応じて決まります。「次の模試が再来週だから

        月刊『大学への数学』:数学を得意科目にする雑誌

          11月進研記述模試(高2)

           どうも、せむです  高1の記事に続きまして、高2の11月進研記述模試も見ていこうと思います。  私の生徒の高2に言うべきことがあんまり無いので、この記事自体はだいぶ一般論的です。 全体英数国の苦手科目タイムリミット  最難関大志望は、タイムリミットがそろそろ近付いています。東大英語のタイムリミットが既に来ていて、他の最難関大の2次科目も3学期中に来ます。  私用語で恐縮ですが、タイムリミットとは「苦手科目をここからどれだけ勉強しても必要偏差値上昇(+10~20)に届かず

          11月進研記述模試(高2)

          高1進研記述模試(11月)

           どうも、家庭教師のせむです。  11月(10月?)の高1進研記述模試を生徒が解いてきました。  模試の感想、および今後の学習計画については一般論的なことがらも多く、生徒ごとに毎回喋るのもアレですから、この場に概要を記そうと思った次第です。  模試の感想だけでなく、それに基づく今後2~3ヶ月くらいの大まかな学習方針も記載しました。この方針に忠実にやるのでも十分ではありますが、それぞれの現状の成績と志望校に合わせて計画を調整することで、さらに万全になります。 ※著作権等ありま

          高1進研記述模試(11月)