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札幌でモノ作りをしています。 本業はグラフィックデザイナーですが、鉄を使ったインスタレ…

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札幌でモノ作りをしています。 本業はグラフィックデザイナーですが、鉄を使ったインスタレーションや小物を作ったり 写真を撮ったり、絵を描いたりの日々を過ごしています。 このnoteでは普段思っている事を文章にして、自分の考えを残しておこうと始めました。 忘備録的なものです。

最近の記事

my songbook - いつか聴いた歌 その4

この songbookシリーズは、好きな歌の歌詞とイメージしたヴィジュアルの組み合わせです。必ずしも合致はしていませんが… Moonriver Lyric : Johnny Mercer / Music : Henry Mancini 1961 Audrey Hepburn 1961 we’re after the same rainbow’s end waitin’ round the bend my huckleberry friend Moon River

    • 38年前のロゴフォントを探す

      遠い遠い昔、Flamenco Libreというフラメンコスタジオのロゴを作った事があった。 もう、すっかり忘れていたけれど 時々訪れる会社の地下に 記憶の片隅にあった、その名前を見つけた。 気になって、HPを見てみたら不鮮明でボケたロゴがあった。 何とかキレイなものにしてあげたいなと、思ってしまった。 フォントを組んだ簡単なモノだけれど、当時も今も好みは余り変わってはいない。 多分、a,b,r のカタチが好きでフォントを選んだのだろう。 1985年設立という事なので、38年

      • my songbook - いつか聴いた歌 その3

        この songbookシリーズは、好きな歌の歌詞とイメージしたヴィジュアルの組み合わせです。必ずしも合致はしていませんが… Me and Bobby McGee / Kris Kristffason, Janis Joplin freedam’s just another word for nothin’ left to lose nothin’ ain’t worth nothin’ but it’s free Janis Joplinのカヴァーで知られるこの曲を、

        • my songbook - いつか聴いた歌 その2

          early morning rain 1966 / Peter, Paul and Mary もう、50年以上前の話しではあるけれど 高校の頃、学祭ではPPM( Peter, Paul and Mary )を コピーするグループがたくさん出演していた。 高校生の自分にとって、プロテストはフォークソングと共にあって 深い思考を伴わない、ある種のファッションだった様に思う。 ベトナムは遠く、差別も身近には感じてはいなかった。 モテたい為だけでもなく、好きなギターやフォークソング

        my songbook - いつか聴いた歌 その4

          my songbook -いつか聴いた歌 その1

          このsongbookシリーズは、20年ほど前に歌の詞とビジュアルを組み合わせたモノを作ったのが最初。それは歌詞をイメージして作った訳ではなく、ビジュアルから歌をセレクトしたのだった。今回まとめたものも、ほとんどがビジュアル先行であったけれど、歌のイメージに合わせて調整したものも多い。 20年ほど前に作ったのは「スターダスト:Stardust」 この曲を一番最初に聴いたのは、多分 Nat King Cole のバージョンだと思う。 小学校の高学年になるまで自宅にはTVは無く、

          my songbook -いつか聴いた歌 その1

          デザイナー/作家のストック、あるいは不良在庫について

          モノ作りを長年やっていると、ボツ案と言うのが溜まってくる。 それが上手く次に回ってくれるストックとなれば良いのだけれど なかなか思う様にはいかないのが、世の常なのだ。 ① デザイナーとしての仕事の場合 例えば、一つの案件に対して複数案を提案して欲しいと言うオーダーが来る。 提案側としては、色々と検討した結果の案で決めて欲しい。 それで問題があれば、修正して完成形にしたいのだが 客は、複数の案の中から決めたいと言うのだ。 まあ、それも解らない訳ではないので応じてしまう。 結構

          デザイナー/作家のストック、あるいは不良在庫について

          アート或いは芸術的写真についてのメモ

          この頃、芸術的な写真って何なんだろうか?と考えたりする事があります。 で、「芸術的な写真や写真の権威付けに、何を苛立っているのか?」と言う問いに対して考えた事のメモ書きです。アートとか芸術的とか言葉の使い方も、何だか難しいのですが。 ● 権威に関してのメモ 人それぞれの感じ方•考え方の違いなので、写真に権威を求める人への苛立ちとかでは無く、単につまらないなと思う事が多いだけです。発表の機会や、目に触れる事も多くなり本人にとってメリットとも有るわけですので、それもまあ理解でき

          アート或いは芸術的写真についてのメモ

          写真について、この頃思うコト

          この頃、割と写真に濃密に接しているらしく 色々とモヤモヤしている事を、断片的ではあるけれど書いてみた。 芸術的と言われるらしい写真と、そうではない写真て何なのかとか スマホの進化で「誰でも写真家」時代が来ている問題とか 撮るのは簡単(当然そうで無いのもある)なのに、能書きを垂れる問題とか 写真を始めた女子に、しつこく教えたがるオジサン問題とか 妙にハシャギまわる、写真愛好家グループ問題とか まあ、色々と悩ましいコトが多いかな。 コンセプトきっちりがあって、テーマ性も感じら

          写真について、この頃思うコト

          モノを作ること

          モノを作る人間の欲求として、他の人に見てもらいたいという事がある。 評価•支持される、されないは他者の観点なので 基本的には、自分が満足できるかどうかという事なのだろう。 満足という中には当然、他からの評価が含まれるが ゲイジュツなので、気にする必要は無いし 誰か彼か褒めてくれるモノだし、好きだと言ってくれる。 下手も味わいのうち、とは思わないのだが 下手は下手、誰も言ってあげないのかな。 周りに褒めるヒトしかいないのも、何だか可哀相だと思う。 まあ、まれに褒められて伸びる

          モノを作ること