千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよと…

千速 典(ちはやふみ)〜瞑想と伊勢での日々を綴る場所

「日本を元気にしたい」思いに正直に、直感に従って生きるようにしてみたら、あれよあれよという間に人生が大変化。伊勢から日々の気づきを発信します。《満月新月のオンライン瞑想会申込はこちらから⇒https://reserva.be/wacon_musubitrip

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めいそう日記Ver2〜Day271:ラストナイト

1. 瞑想小咄〜ラストナイト 住み慣れた我が家。思い返せば2年前に伊勢にやってきて、初めて住んだ家。見慣れた景色を見るのも、これが最後かと思うと感慨深くなる。まぁ、新居は車で15分くらいの場所なので、いつでも立ち寄れるわけなのだが。 ゴールデンウィークの後半戦を使って、どうにかこうにか引っ越しの目処がつきつつある。後半戦は仕事もあり、なかなか忙しい日々だったのだが、コツコツと片付けていったので、なんとかなりそうな手応えをようやく掴むことができた。 今回の引っ越しは、こ

    • めいそう日記Ver2〜Day272:デジタルコミュニケーションの落とし穴(後編)

      1. 瞑想小咄〜デジタルコミュニケーションの落とし穴(後編) インスタのDMを送った相手から、私が送ったメッセージに怒りマークのリアクションが返ってきた。一体何が悪かったのか。謝罪すべきはっきりとした理由がわからないままではあったが、とにかく何か私がしでかしてしまったことは間違いない。だから、気持ちを決めて、謝罪を伝えてみることにした。 あらためて謝罪を伝えるとなると難しい。本来であれば、直接顔を見て謝るべきなのだろう。その方が誤解がなくて済む。デジタル上で謝罪したとな

      • めいそう日記Ver2〜Day271:デジタルコミュニケーションの落とし穴(前編)

        1. 瞑想小咄〜デジタルコミュニケーションの落とし穴(前編) 私たちは、日々何気なくデジタル上でコミュニケーションを行っている。SNSやメール、LINEなどの連絡アプリなど。デジタルコミュニケーションツールは、実質上私たちの生活のインフラの一つになっていると言えるだろう。 手軽で便利。相手からすぐにリアクションを期待することもできる。昔に比べたら、人と人との距離がグッと縮まったような気もする。そんな、便利なデジタルコミュニケーションツールなのだが、本来はかなり注意しなけ

        • めいそう日記Ver2〜Day270:その一口を噛み締める

          1. 瞑想小咄〜その一口を噛み締める 私たちにとって、食事は日常の生活の一部だ。ありがたくも食に恵まれている現代人にとって、食事をするのは当たり前のこととなっている。当たり前であるからこそ、おざなりになってしまっているとも言えるのだが。 私自身にも言えることだが、食事中はついついながら食べをしてしまう。何かを見ながら、何かを考えながら、食べ物を口に運ぶ。気がつけば全て食べ終わってしまっていて、心に何かが残るかというと、そうでもないことがある。なんというか、食べられる食材

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        • 旅先のセレンディピティ
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          ¥100

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          めいそう日記Ver2〜Day269:落ち着かない

          1. 瞑想小咄〜落ち着かない 大型連休の前半戦が終了。皆さんはどのようにお過ごしだったでしょうか。人によっては今回は10連休になるのだとか。正直10連休をしてしまうと、社会復帰が出来なさそうで恐ろしい。多分、今回のように前半後半で連休が分かれている方が、私にとっては向いているのかもしれない。 さて、私は今回の連休にはやることが目白押しだ。前半戦は家族との旅行。妹に子供が産まれて、少しずつ家族の形が変わってきた。今回の旅行は初めての、「孫」を連れての旅行だった。 やはり

          めいそう日記Ver2〜Day268:身近なものを歌にする

          1. 瞑想小咄〜身近なものを歌にする 何かを作ろうと思った時、ついつい身構えてしまうものだ。「いい作品を作ろう」そう思うからこそ、作り始めるための第一歩を踏み出すことが結構大変だったりする。 また、「いい作品を作りたい」と思うからこそ、ついつい身の丈に合わず、背伸びをした作品を作ろうとしてしまうことがある。技巧を凝らして、工夫を凝らして。唯一無二の自分だけの何かを作ろうと思うと、なんだかチグハグな感じがして、結局相手に伝わらないような作品になってしまうことがある。 以

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          めいそう日記Ver2〜Day267:日本人とお米(後編)

          1. 瞑想小咄〜日本人とお米(後編) 日本人のアイデンティティと切っても切り離すことができない米。日頃食べている人もいるだろうし、そんなに好んで食べないという人もいるだろう。とはいえ、日本の食文化の中心にあるものと言っても差し支えないほどの影響力はあるに違いない。 そんな米なのだが、あなたはどれくら米に関わったことがあるだろうか。おそらくほとんどの人が、「食べること専門」なのではないかと思う。私もそうだ。 昔、私の家の周りには田んぼが広がっていて、幼い頃はよく田んぼで

          めいそう日記Ver2〜Day267:日本人とお米(後編)

          めいそう日記Ver2〜Day266:日本人とお米(前編)

          1. 瞑想小咄〜日本人とお米(前編) あなたにとって主食といったらなんだろうか。そもそも主食とは、「飯やパンなど、食事の中心となるもの」(Oxford Languagesより)なのだとか。近年では主食の種類が昔よりも増え、米、パン、麺などなど、さまざまな種類の中から自分が好きな一品を選ぶことができる。 主食は、それぞれの国の文化に密接に関わっているものだと思う。主食に合うようなおかずが作られたり、調味料が作られたり、はたまたお酒が作られたり。特に食文化に関して、主食は大き

          めいそう日記Ver2〜Day266:日本人とお米(前編)

          めいそう日記Ver2〜Day265:「初めて」の気持ち

          1. 瞑想小咄〜「初めて」の気持ち 幼い頃は、自分の目の前にあるもののほとんどが「初めて」で、見るもの聞くもの全てが新鮮に映ったものだ。しかし、大人になるにつれて少しずつ、知っているもの、やったことがあるものが増えていく。それはそれでいいことなのだろうけれども、あの新鮮さを味わうことは少なくなっていく。 とはいえ、世の中には自分が知らないもの、やったことがないもので溢れている。ただ、少しずつ新しいことに挑戦してみることが億劫になっていくだけだ。自分の手の中にあるもの、やっ

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          めいそう日記Ver2〜Day264:質問から生まれる縁

          1. 瞑想小咄〜質問から生まれる縁 縁というのは、どこに転がっているかわからないものだ。あの時の出会いがきっかけがなければ、今の自分はない。と言えるような縁が思いがけず転がっている。 深い繋がりになることができれば、そこからさらに縁は広がっていくものだ。まるでわらしべ長者のように、一つの縁がきっかけで、どんどん大きなものへと変わってく可能性もある。そう思うと、せっかく目の前にやってきてくれた縁をみすみす逃すわけにはいかない。 しかし、縁はどのようにして深めていくことがで

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          めいそう日記Ver2〜Day263:「認める」断捨離【蠍座満月の瞑想(後編)】

          1. 瞑想小咄〜「認める」断捨離【蠍座満月の瞑想(後編)】 断捨離と聞くと、「不要なものをとにかく捨てる」といったイメージを持つ。日頃知らず知らずのうちに色々と溜め込んでしまい、それをなかなか捨てられない。気がつけばいっぱいになって、新しいものの置き場がなくなってしまう。そのために、捨てることは非常に重要。 断捨離をする絶好のタイミングがある。例えば引越し。私は今引越しを目前に控えている状況なのだが、全く手がついていない。やるべきこと、考えるべきことはたくさんあるのだけ

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          めいそう日記Ver2〜Day262:イノベーターが世界を動かす(後編)

          1. 瞑想小咄〜イノベーターが世界を動かす(後編) 支店制度を生み出した御師たち。しかし、驚くべきイノベーションはそれに止まらない。なんと、金融の中にも御師たちはイノベーションを生み出していた。それこそ、現代に通じるような革命とも言えるものを。 御師が大いに活躍した江戸時代。その頃にお金の代わりとして用いられていたのが、金貨と銀貨だった。しかし、そのままでは使うことができないものもあったため、銭に交換する必要があった。 意外なのは、関東と関西では使っていた貨幣の種類が

          めいそう日記Ver2〜Day262:イノベーターが世界を動かす(後編)

          めいそう日記Ver2〜Day261:変わらない葛藤【蠍座満月の瞑想(前編)】

          1. 瞑想小咄〜変わらない葛藤【蠍座満月の瞑想(前編)】 変化を恐れることもあれば、変化を望むこともある。どちらかといえば、いい方向への変化は、多くの人が常々望んでいることではないだろうか。しかし、目の前の現実というのは、自分が思っているよりもなかなか変化しづらいものだ。 明日、4月24日(水)は蠍座の満月がやってくる。早いもので今年ももうすぐ三分の一が終わろうとしている中、今回の満月はなかなかに特徴的。まりこ先生にお話を伺ってみた。 今、自分自身に問いかけたとき、現

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          めいそう日記Ver2〜Day260:イノベーターが世界を動かす(中編)

          1. 瞑想小咄〜イノベーターが世界を動かす(中編) 伊勢で活躍していた御師。彼らは、時代のイノベーターだった。彼らの登場は平安時代末期頃なので、もう1000年くらい前のことになる。そこから着々と進化を続けて、さまざまな驚くべきイノベーションを成し遂げた。ここでは、その一端をご紹介したい。 まずは、支店制度。御師の役割は、全国の檀家さんに伊勢詣でを案内して周ること。そして、いざ檀家さんが伊勢にやってきた折には、ご案内することをしていた。中小規模の御師の家の場合、檀家さんの

          めいそう日記Ver2〜Day260:イノベーターが世界を動かす(中編)

          めいそう日記Ver2〜Day259:イノベーターが世界を動かす(前編)

          1. 瞑想小咄〜イノベーターが世界を動かす(前編) 私たちが日々何気なく使っているもの。それらは、かつて誰かがそれを発見し、実用化したおかげで、今の日々の生活を豊かにし、時として便利にしてくれる。新しい物事を成し遂げる人たち。そういった人たちのことを、イノベーターと呼んで差し支えないだろう。 特に現代においては、イノベーションが重視されている。環境の変化や、市場の行き詰まりに応じて、適切に新しいことを始める。そういったイノベーターたちが世界を動かし、歴史を作っていく。

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          めいそう日記Ver2〜Day258:いるべき場所へ

          1. 瞑想小咄〜いるべき場所へ 自分にとって居心地がいいと思う場所。そこで生きることで、最も自分らしく、生き生きと過ごすことができるだろう。居心地がいいと思える場所は人それぞれで、人によっては「最高」でも、人によっては「最悪」になる。十人十色で、心地よいと感じる場所は異なるものだ。 果たして、自分が今いる場所は自分にとっているべき場所なのだろうか?もし今、生きづらさを感じている人がいるとしたら、ひょっとしたらそこは、あなたにとっているべき場所ではないのかもしれない。