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ゼミ有志メンバーと長野県でフィールドワークを行いました

こんにちは、社会福祉学科教員の清水です。
四年生の専門ゼミナール2では、有志メンバーが昨年度から長野県岡谷市にある子ども若者stepハウスと交流をしています。

子ども若者stepハウスは築100年以上の古民家を改装•活用して地域に開かれている居場所で、2020年にオープンしました。ひとは誰もが悩みを抱えたり、個性と環境がうまくフィットしない瞬間があったり、人生の雨宿りが必要なことがあります。そんなときに、悩みを共有したり、自分の個性や強みを活かしたりしながら、お互いが尊重され、安心して過ごせる場所が必要だという願いから、生まれました。

子ども・若者STEPハウス

清水ゼミは民間非営利活動や制度外の福祉ニーズを支える社会の仕組みや、多様な主体が交わる共生社会をテーマにしていますが、子ども若者stepハウスを主に運営しているメンバーは学生たちと同世代であり、民間非営利活動の在り方や価値、課題を互いに交流したり、サポートしたりしながら相互に学び合う機会を作ってきました。今年の1月に現場を訪問してから、オンラインでの交流を続けてきました。

オンライン交流が進む中で、何か一緒にできることはないかという議論へと発展し、4月頃から、月に1~2回程度、stepハウスでの文化祭の準備を一緒に進め、8月11日に文化祭に有志チームが参加してきました。ゼミメンバーは交流の過程をまとめた掲示物の作成、モルックブースの運営•準備、stepハウスメンバーとの合同合唱の準備を中心に行いました。

メンバーとの発表

都心と地方では使えるリソースも、人の移動の仕方も異なる中で、多くの方のサポートや支援によって組織や場が支えられていることを実際の文化祭の準備・運営を体感することで学んだ貴重な機会でした。今後もゼミ活動等を通した交流を進めていけたらと思います。

最後はみんなで上諏訪駅の足湯でほっこり…お疲れさまでした!


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