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新入生ガイダンスと歓迎企画を行いました

社会福祉学科教員の清水です。

4月5日に社会福祉学科の新入生ガイダンスと新入生歓迎企画であるウェルカム・ハッピー・プロジェクト(ウェルプロ)を行いました。新型コロナウイルス感染症流行以降、感染対策に留意したうえで、初めて学生と教員が同じ教室に一度に会して実施できたガイダンスとなり、大学にも元の風景が戻ってきたことが感じられる機会となりました。

教員紹介の様子

新入生ガイダンスでは毎年、学科教員の紹介、大学授業の履修登録についての方法、社会福祉士国家試験受験資格取得に向けた履修上の注意、社会福祉学科の特徴である複数の学生サポートプログラムの紹介などを行いますが、本記事ではその特徴あるプログラムの「学修支援室」と「進路相談室」について紹介しつつ、ウェルプロの様子を報告します。

社会福祉学科は大学の中でも学科独自の学修支援体制として、学修支援室を設け専属のスタッフが学習面での困りごとや不安、疑問についてサポートを行っています。高校生までの「答えを教わる」授業とは違い、大学では自分で問いを立て、探究しながら学びを深めていきます。学びのスタイルが大きく変わる中で、授業の受け方、レポートの書き方から、実習や課外活動等の両立に至るまで、困ったことがあれば、学修支援室に相談できることがガイダンスで新入生にも伝えられました。

また、先輩たちは大学での学びののち、どんなキャリアを開拓しているんだろうということについても、進路相談室より説明がありました。社会福祉学科の生徒の多くが進路として選択する福祉領域の就職活動は、一般企業と比較して採用情報が限定的であったり、就活時期が異なったりなど、いくつかの特徴があります。そのため社会福祉学科では、他の総合大学における福祉学科にはまれな取り組みとして、学内で唯一専属の福祉担当キャリアカウンセラーを配置し、学生の皆さんの福祉業界への就職活動をサポートしています。大学全体でもキャリアサポートは行っていますが、実習を選択するとき、ボランティアやインターンを考えるとき、公務員試験を受けるかどうか悩むとき…など、学びと進路の接続を意識する瞬間は、大学生活の中でもいくつかあるでしょう。そんな時に相談できる進路相談室に相談が出来ます。

ソーシャルワーカーや社会福祉士は、日常的にクライエントの相談を「受ける側」にいることが多いですが、私自身も現場にいたとき、スーパーバイザーから「良いソーシャルワーカーは相談上手だ」とよく言われたものです。是非新入生の皆さんにも、利用できるリソースを活用して、在学中からぜひ相談上手な存在になっていただけたらと思います。

午後は、学内学会事務局メンバーによるウェルプロで新入生を歓迎しました。

学内学会は、社会福祉学科の学生全員が加盟する活動体で、事務局メンバーを中心に学年を超えた学生の交流や地域におけるボランティア活動の仲介、研究・ゼミ活動推進などを行っています。今年度の企画では、学生によるキャンパスツアーののち、学生目線による学内学会担当教員紹介動画や、学生生活に関する先輩への質問コーナーで大学生活のイメージを新入生に共有いただきました。

先輩によるキャンパスツアーの様子

そして、基礎ゼミクラス対抗のマニアッククイズ(教員でもなかなかわからない、マニアック度!)とアキネータークイズで盛り上がりました。入学2日目からゼミの結束力を発揮した1位の野口ゼミの皆さん、おめでとうございます!そして、事務局のみなさん、準備・運営ありがとうございました!

ウェルプロを支えて下さった学内学会事務局のみなさん

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