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この世界のさらにいくつもの片隅に

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スターウォーズ公開の影響か?

客が入っていない。カップルが二組だけ、他は老人ばっかりだ。東京テアトル系の劇場はいつもそうなんだが・・・、にしても酷い

3時間弱の長丁場なのに、まったく時間を感じなかった。えっ、もう終わったのかという感じである。とにかく泣けた。ハンカチが必要な作品だ。

この世界の片隅に という映画に250カット強のシーンを加えたのが本作だ。追加されたシーンは、遊郭で働いているリンのシーンが多く。後半に集中している。

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 今回は、リンと夫の関係性が薄ぼんやりと見えてくるだけに、すごくもどかしい。どうやら、少女時代に出てきた、あの座敷童。スイカ食べる。アレがそうみたいなんだ。

 爆撃のシーンに迫力が増していた。前作はテレビで見たのもあるが劇場だと耳が痛くなるくらいうるさい。

 前作と今作の決定的な違いは、すずが大人の女性に見えるように演出されていることだと思う。

 どんな場所でも、どんな状況でも生きていける。生きていかればならない。そういうメッセージが迫ってくる。いい作品だった。

今年見た映画の中でNO1かもしれない。


12/28

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