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21/09/13|テアトル新宿チラシ配り最終日

さてさて、9月13日の記録ではありますが書いている今は早くも26日です。
というのも、上映期間中はさすがに時間がなさすぎて一文字もnoteを書く時間がなく、その後は翌週から地方で別の作品の手伝いをしていたので、しばし時間が空いてしまいました。リアルタイムな日々ログではなく振り返り日記ですが…、これも自分用に残しておこうと思います。
あと4.5日分書いたら、この成長記録は一旦別の形に変えていく予定ですので、何卒。

さて、9月13日。

4月に書き始めてからここまで、長かったようで短かったようで長かったです。冷静に考えたらこの間にドラマの撮影現場もあったわけで、(メイキングという比較的ウェイトの軽い部署ではありましたが)よくまあこれだけ、中身があるのか無いのか分からないマガジンを毎日続けられたものだなぁと、我ながら感心しました。映画作りは時間がかかる、というのは誰もが知るところですが、映画を作る事以外にも毎日何かをコツコツ続ける能力が自分にあったことに少し驚いています。(私の認識では亀山睦実は気が短い人間なので…。違ったのかな…?)

で、テアトル新宿の劇場前チラシ配りもこの日が最終日。
自宅隔離でなかなか日数稼げなかったですが、隔離解禁後は毎日配らせていただいていました。毎度お馴染みの映画ファン・たなべんファンの皆さん、作品ごとにいらっしゃる方々、出演者のファンの皆さん、…等々。声をかけてくださった方、本当にありがとうございました!

おかげさまで、プロデューサーからドサっと貰っていたチラシの束は残り30枚程度になりました。手配りだけでここまでしっかりなくなるとは!渡米前は他の作品の満席確実のイベント回を狙って配ったりしていましたが、毎回受け取ってくださる確率の高さに改めてミニシアターのありがたさが身に染みました。シネコンの入り口で配っても、なかなかこう上手くはいかないですからね。

映画に対する温度の高いお客様が、いかに多い空間なのか。

コロナ禍の初期にミニシアターエイド等で「文化を守れ」的な流れがありましたが、単に商業施設としての場所を守るという事だけでなく、「文化芸術に対する温度の高い人々の居場所を守る」行為だったのかと思うと、様々な結果はさておき当時のクラウドファンディングやら署名運動やらはとても大事なものだったのだと気付かされます。

音楽にとっては小さなクラブがそうだったように、映画はミニシアターが、演劇には芝居小屋(言い方古い?)が、作家たちを育む場所としてやっぱり必要なんですね。
チラシを貰ってくださるお客様のお顔を見ながら、「お互い頑張りましょう」という念を一方的に送りました。

宣伝が終わったら、次はいよいよ上映。

これが本当の始まり、なのか、あるいは既に始まっているのか。
映画ってよくわからないですね。

まずは『マイライフ、ママライフ』を、一人でも多くの方に楽しんで、響いていただけますように。

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