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6月27日の養生

約半年ぶりにヘアサロンへ行く。

本当はもっと早く行きたかったのだ。冷房が入る前に。GWの頃にはもう早いところでは冷房が入り始める。身体が暑さにも慣れていない時期。今年は梅雨寒とはいいがたいほど寒い日があり、また真夏のような気温、曇りでも高温多湿などを繰り返した。自律神経失調、気虚、血虚、ゆえの気滞、於血などの病態持ちの私、めっちゃしんどい。身体がぜんぜん慣れない。

この状態でヘアサロンの冷房に耐えるのはほぼ無理。予約の時にオーナーさんから、マスクをしていてとても暑いので、冷房の温度の手加減ができないこと、個室が使えない事を聞いており。さりとて、外気温では普通に暑く汗もかく。体温も低くはない。エアコンに異常に対応できないだけだ。以下、当日の対策。

持参したもの:ロングブーツ、厚手ウールのビッグシャツ、ぴったりする長袖Tシャツ、厚手麻の巻きスカート、貼るカイロ通常サイズ、靴に入れるカイロ、板藍のどあめ、ウールのスヌード、麻のスヌード、麻のタオル

北国へ旅行か。

着て行ったもの:綿のキャミソール、綿のタンクトップ、麻のストール、外側ウールで内側綿のゆったりレギンス10分丈、シルク5本指と綿混の重ね履き靴下、綿のひざ丈のドロワーズ、綿麻混のガウチョパンツマキシ丈、ラフィアで編んだクロシェ

ヘアサロンまで歩いて20分。ここで汗をかくと、サロンで着こみたくても着られない。下着を汗で濡らしたくない。(着かえない前提。)エアコンで乾くと身体を冷やすから。ゆっくり歩いて、熱は上半身から放出。サロンに着いて、手指を消毒しマスク着用後、ロングブーツをすぐに履く。冷える足元。こちらもマスクをするので、直接冷えた空気を吸わなくてよいのと、顔が覆われるのは助かる。

お手洗いを借りて汗を拭いて着替え。はじめて使ったけれど、広くてすてきなパウダールームだったので、下着が濡れてしまっていても安心して着替えることができる。次回は持参しよう。さすがにまだウールのシャツを羽織る気にはならず、長そでTシャツと巻きスカートのみ着用。

着席後、マニュキュアのカラーの相談中にすぐ寒くなってウールのシャツを羽織る。落ち着く間もなく、お腹にカイロを貼る。ウールのスヌードを広げてひざ掛けに。ちょっとお腹が痛くなってきて、板藍飴をなめながら気を落ち着かせて、深呼吸しながら袖の中で手もみ指もみ。足の血行が良くなくて、もう、太ももから冷える。足首をまわしたり、呼吸に合わせて足の指を開いたりぎゅっとしたり。

今朝、ツイッタでゆるゆる漢方家の櫻井大典さんに、『いってらっしゃい!きっとだいじょうぶ!』とレスをいただいた。ことば薬。じゅもんのように唱える。だいじょうぶだいじょうぶ。寒い冷えるという恐怖で緊張して呼吸が浅くなり気血が運ばれにくくなりさらに冷えるのだなあと思う。深呼吸深呼吸。

そうひどく冷えないうちに無事ヘアマニキュアとカットが終了。ショートボブになり首が出たのと、髪も梳いたのでそれに体感が対応できず、少し迷ったけれど冬の恰好のまま街に出る。人目は気にしない。以前は傷ついた。変な目で見られても、まぁ、変だし。心無い言葉を吐かれたことも。でも、その人が具合の悪くなった私を助けてくれることは絶対にない。私は私の体感温度に会った服装をするの。

せっかくカイロも貼って冬仕様なので、無添加イタリアンで遅いランチをしてみようかと思い、ウォーキングがてら歩く。30分前にオーダーストップ。隣の新しくできたスパイスカレーのお店へ。エアコンは天井の真ん中にひとつ。ルーバーがついてくるくる回っている。こういう空調はありがたい。他に誰もいなくてラッキー。一番風のこない隅っこのテーブルでラム肉のミントのせカレーを。店主さんは私をいたって普通に扱って下さり、また来て下さいねって言ってくれた。

デリで買い物もして歩くうちに背中に陽を浴びてだんだん解凍されてきて、ホタルの里のベンチでささっとウールのシャツと長袖Tシャツを脱いでノースリーブに。白滝公園で日光陶器店さんの手作りガラスの風鈴の引き売りに出会う。三島の夏の風物詩。めっちゃラッキー。雪まぜという技法の風鈴を買った。今日もいい日です。


現在はiPhone12で毎日楽しく撮影しています。 もしもサポートしてくださったお金が溜まったら、GR IIIが欲しいなぁ。。