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ノンアルコールワインって葡萄ジュース??

「ノンアルコールワイン(ノンアルワイン)って葡萄ジュースでしょ?」
うーん。違う。。。でも答えられない。。。
という状況になってしまったため、個人的に調べてまとめてみました。
優しいご指摘、宜しくお願いします笑

結論。
「ノンアルワインと葡萄ジュースは違う。
葡萄ジュースは果汁を絞った飲み物。
ノンアルワインはワインの醸造工程を加工してアルコールを無くした飲み物。」

以上。

と言うのは寂しいので、少し詳しくお話ししたいと思います。

ノンアルと聞くと、ワインでもビールでも「甘い!!」と思ってしまう人は多いのではないでしょうか?
私もその1人です。
では「ノンアル=甘い」の理由を探ってみましょう。

ワインや日本酒、ビールなどお酒を造る際、原料(ワインなら葡萄)に酵母を加えます。
これによって原料に含まれる糖分をアルコールに変えるのです。(アルコール発酵)

という事は、アルコールの無いノンアルコールは糖分が残ってしまいます。
これが甘味に繋がります。

では、どのように甘味とのバランスをとりながらワインのテイストに近づけているのでしょうか?
いろいろと方法はあるかと思いますが、一部ご紹介します。

【原料の糖分を減らす】
糖分の少ない葡萄をセレクトしたり、お酒を造る際に使う酵母ですが、アルコールの生成を抑えてくれる酵母なんて言うのもあるそうです。
その他にアルコール発酵を行い、ノンアル規定内のアルコール度数で酵母を取り除いて、アルコールの生成を止める方法もあります。

【完成したワインからアルコールを取り除く】
出来上がったワインを加熱して、アルコールを蒸発させる方法です。
こちらはお料理で調理酒を使う感じと一緒ですね。
その他に浸透膜を使ってアルコールを取り除く方法もあるそうです。

いかがでしょうか?
私の感想は…
ノンアル、奥が深い!!!でした笑

最後に私のおすすめのノンアルワインを紹介させて下さい。

「ポールジローのスパークリング グレープジュース」

ホントにアルコール入ってないの??と疑う程、複雑味、そして優しい甘みと酸、衝撃でした。

それもそのはず、こちらは高品質なコニャック(ブランデー)を生み出す造り手、″ポールジロー″が手がけるノンアルワイン。
しかもヴィンテージ付きです。

ここで軽くコニャックについて説明させて下さい。
コニャックとはフランスのコニャック地方で造られるブランデーになります。
ブランデーはまず白ワインを造ります。
その後、2回蒸留してアルコール度数を高めたものです。

ここでお気づきの方もいるかもしれません。

こちらのノンアルワインはコニャックを造るために白ワインを醸造する工程で造られているのです。
2022年に手摘みで収穫された葡萄(品種:ユニ・ブラン)で造られています。

そりゃ美味しいはずですよね!!

しかもこのユニ・ブランという葡萄品種は糖度が上がりづらく、酸味が高いのが特徴。
ノンアルにピッタリの葡萄品種なのです。

お酒の飲めない状況でも、食卓を華やかにしてくれるノンアルコールワイン。
今後も楽しみです。

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