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私はテレビをもっていない、何をみているのか

そう私は上京して14年テレビの無い生活をしています。もともとテレビっ子で、実家にいる時は暇さえあればテレビを見ていました。見ていない時は絵を描いていない時くらいでした。

脱テレビのきっかけはもちろん、上京してミニマムな生活がスタートしたことでした。母に「テレビ買う?」と言われたけれど、なんかまだいらないや、と思いました。それからは情報源がYoutubeで音楽を流したりDVDを借りてきて映画を観たりだけの生活になりました。

テレビが無くなってよかったことは、時間に縛られなくなったことです。「○時からあの番組が」とか「これもみてみようかな」がなくなりました。その分自分のことを考える時間が増えました。家でコツコツ作業するタイプの作品を作っている時はお気に入りの音楽をかけて、洋画を観て英語を勉強しての生活になりました。

逆にテレビが無くて「まずい」と思うこともあります。震災の時や先日の北海道での地震のとき、私はずいぶん時間が経ってからそのことを知りました(翌日とか、タイムラグがあったのです)。北海道の地震の時は知人から「実家大丈夫?」と連絡をもらって知ったのです。慌てて母に連絡をしました。

でも困ることは少ないと思います(その数少ない困りごとが結構重大なのですが)。たまにネットを介して入ってくるニュースや記事をみても、報道に迷わされなくなりました。バラエティ番組も楽しいのは知っているけどさほど観たいとは思わなくなりました。テレビを観ているとあっという間に何時間も過ぎてしまいます。今はその時間をお昼寝に使ったり制作に使ったり、誰かに会いに行ったりに使っています。

それに、本当にニュースに敏感になりたかったら、テレビが無くても自分で探せます。きっと私はこの十数年、自分のことだけに時間を使ってきたのでしょう。それもまた良しですよ。

話題は変わって今日のお昼寝事情です。

今朝は4時に起床して、2時間ほど絵を描いたりしてのんびりしていたのですが、昨夜の就寝時間が遅かったため、やはり後から眠くなってしまいました。13時頃から16時半頃までお昼寝をしました。ちょっと長すぎですね。でも今日はアトリエにいる時間も長いです。過去作品を観たりしながら新作を描いてます。

今は休息の時です。できるだけ自分をメンテナンスするための時間です。

また作家として作品を発表する準備や、精神状態を回復させるための大切な期間です。いつまで続くかはわかりませんが、今私には休息が必要です。

息が詰まると何もできなくなります、私は今深呼吸を繰り返している時期なのです。

日々病状が変わったり、いつ悪くなるかわからない病気とも闘っています。この、闘病には安心が不可欠です。安心すると不思議なくらい病状が安定するのです。たまにそれでも悪化することはあるのですが、でもその時いかに安定に持っていくかは服薬と良い環境に左右されます。私は統合失調症の症状の一部なのか、鬱状態になることがたまにあります。何も響かず、興味を持てず、ひたすら横になって過ごす日々がたまにあります。そこから這い出るのには時間と十分な休息が必要です。

今はアトリエに入ったり、音楽を聴いたり、映像を観たりができるので割と良い感じです。だからこそnoteにも向かえています。

これが習慣化して、普通のことになってくれたら良いのですが、この病気は「いつ悪くなるかわからない恐怖」に支配されがちです。いつ襲ってくるかわからない症状、増える薬、何も抵抗できない自分との闘いです。

でも、だからこそ元気な日を大切にできます。こうやって思考をnoteに書き留めたり、痕跡を遺すことに力を注げます。

明日もnoteを書けるといいな、と毎日思いながら記事を遺しています。

それではまた明日もお読みいただけることを願っています。


おしまい。

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