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西寺

京都の五重塔といえば東寺ですよねー。
実は東寺の反対側にかつて西寺があったそうです!



平安京建都時に、羅城門の東側に東寺、西側に西寺が創建されたそうです。
左右対称に建てられた東寺と西寺はほぼ同規模で、それぞれ東西に約250m、南北に約510mもある広大なお寺だったそうで、東寺にある五重塔と同様に西寺にも五重塔があったそうです。



823年に嵯峨天皇は東寺の管理を空海に、西寺の管理を守敏に委ねたそうで、東寺は真言密教の根本道場として発展するのに対して、西寺には、全国の寺院や僧尼を統括する施設である僧綱所が置かれ、天皇の国忌を行う官寺として発展したそうです。



しかし西寺の立地の水はけが悪く、平安後期には住民がいなくなった為に環境が悪化した事や、朝廷の支援を受けられなくなった事が原因で廃寺になったそうで、現在はこの跡地に公園があるそうです。



お寺は無くならないものだと思っていたのですが、無くなるお寺がある事を知って驚きました!
もしまだ西寺が残っていたら五重塔が2つあって迫力があったでしょうね!

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