鑑定理論(論文)の答案の書き方1

こんにちは、muuuです!

ぼちぼち暖かくなって参りましたねー!
受験申込も始まり、上級生もいよいよ本腰を入れる時期に入ってきました!
(^^)/
かくいう私も毎年、試験申し込みという儀式を経ると意識がグッと上がっておりました。

ではでは今回も気合入れていきましょう!!

前提として


まず、鑑定理論の答案の書き方として
レベル分けを致します。
なぜなら、論文を書いているうちに書くスキルがブラッシュアップされるのですが、書くスキルに応じて必要なコツが違うからです。

レベル分けは以下のようにさせていただきます。

初級(定義すらままならないレベル)0~10点前半。
中級(定義はそこそこ書ける。留意事項は微妙。各定義の特性は書けない)10点代後半~20後半。
上級(定義はほぼ完璧。各定義の特性等も書ける。留意事項は完璧ではないが、理解は十分している)30点前半~。
※点数は問題によりますので、目安です。

私は前回の記事で、鑑定理論は7割を目指して下さいね!とお伝えしましたが、7割を目指すならば上級に該当することになります。

というわけで、これから私の思いつく限りを挙げていこうと思いますので
全部マスターを目指して下さいね!(^^)!

まずは初級。

ここでは、そんなの分かっているよ!レベルから
伝えようと思っています。
そこそこ書ける人も一度確認してみるのも良いかと思います(^^)/
もちろん、項目を見てクリアしている人は飛ばして下さいね。(^^)

①小問1、小問2に対する答えを、
(1)更地とは~。
(2)正常価格とは~。
 と書く。
小問ごとに段落を分ける(段落の途中で(2)正常価格とは~。と始めない。)
③漢字で正確に書く。
④解答枠からはみ出さない
大きい字で、明瞭に書く。できれば綺麗に書く。
⑥「以上」を大問1ごとに書く
⑦間違えた場合は二重線で修正。
⑧記号(例えばaやアなど)の扱いに注意。一度使った記号について、その小問で他の意味として使用しない。(ex.建物の個別的要因の項目「a.建築(新築、増改築又は移転)の年次~」と使用した後に、同じ小問において賃貸経営管理の良否「a.賃借人の状況及び賃貸借契約の内容~」と書くなど)
 ※一つの大問内で同じ記号を使うのも危険なので避けた方が無難。
⑨書けなくとも何かしら書く癖をつける。爪痕を残せ!

こんなもんでしょうか。
はい、ごく当たり前のことを書きました(^^)

でもこれらができていない答案を散々見てきては減点を致しました。
そうです。これらができてないと減点対象になり得るのです。

当たり前のことなので、1つ1つ解説する必要もないでしょう。

でも、意外とできていない人が多く、
例えば⑤なんて、なかなか2時間ずっと続けるのは難しいです。

けれども、答案は採点官が会ったことのない貴方を見極める唯一の手段です。
答案が「全て」なのです。

どんなに人格が優れていても、
どんなに仕事ができる人でも、
どんなに鑑定について理解されていて、
どんなに暗記ができていたとしても、
答案に示すことができなかったり、採点官に伝わらなければ、
合格できません。

なので、初級に挙げた内容は当たり前のことですが、
馬鹿にしてはいけません。

ちなみに私は字が汚くて、採点された答案に綺麗な字で書け!と何度か言われ、イラっ😠としていたわけですが…(そんなこんな大容量を2時間で書ききらないといけないのに、文字の綺麗さなんて気にしてられるかよっ!!)
けれども、
いざ、自分が採点する側にまわってみて
字が汚い(読めない文字が多数)ある答案を採点すると
うんざりして良い点をつけたくなります。

もちろん、基本的には採点基準に従って採点します。
けれども、
例えば問いに対する答えの文章を3点つけるのか、4点つけるのかを迷ったとき、上記のような答案だと迷わず3点つけます。
これがいわゆる答案に対する印象点ってやつですね。

論文は文章で答える試験で、採点官が人なので、こういうことが多々あります。

というわけで。

ほんと、字は綺麗に大きく書いて下さいね(-"-)
受験生の苦悩は痛いほど知ってますが、
どうしても言いたくなります(;^ω^)

最低限、綺麗でなくとも読める字にしましょう。

ちなみにTACの某講師は、字の綺麗さが壊滅的だったので、
それでも点数を確保するために、
基準の文章を、基準そのまんま書くことを徹底し、できるだけ自己文(自己で考えた文章)を書かないようにして合格したそうです。
確かに採点官としても基準の文章ならば頭に入っているので
多少読めなくともなんとなくで点数をくれたりしますからね(^^)


ではでは、区切りがいいので、今日はこの辺で。

次回は答案の書き方(中級)いきます。
超大事。
中級レベルが大半なので、確実にクリアして
ライバルと差をつけましょう。








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?