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【24点】LIVE A LIVE


作品情報

発売日 : 1994/9/2
ハード : PS4/PS5/Switch/Steam

世界観

オムニバスRPGの形式を取っており、初期状態でプレイヤーは7つの異なる時代・場所で展開されるシナリオをプレイできる。この7つのシナリオはそれぞれ独立しており、プレイする順序は任意である。

本作は小学館との共同企画となっており、小林よしのり、田村由美など当時小学館の漫画雑誌にて連載を持っていた7名の漫画家が各7シナリオのメインキャラクターデザインとして参加している。このため、公式イラストの著作権およびキャラクター版権の一部は小学館にある。

2022年7月22日、Nintendo SwitchでHD-2Dによるリメイク版『ライブアライブ』を発売した[5]。原作と異なり、タイトルから中黒がなくなっている。2023年4月27日にはPlayStation 4・PlayStation 5・Steam向けにリメイク版が発売予定。

出典:Wikipedia

良い点

これ本当に30年前のゲーム!?

リメイク版からのプレイ。
オムニバス形式の各章は当時の流行などを反映している為それなりの古臭さはあり。
しかし、終盤のどんでん返しが凄かった。
「30年前にもうこのシナリオを書けたのか…。」
と思わせるほど最終盤の満足度が非常に高い。
各章好き嫌いはあると思うけどキャラクターに最高評価を付けている事でわかるように僕自身は最終的には全キャラクターが好きになりました。
終わり良ければ全て良しとはまさにこのゲームのことである。
これら経験を踏まえ、これからプレイする人には全てのオムニバスをクリアすると現れる中世編だけは絶対にクリアすることを声を大にして言いたい。
ここに行き着くか行き着かないかで評価がガラリと変わると思っています。

演出と音楽の表現力の高さ

各時代によって全く異なるBGMなのですが、
各時代の特徴を上手く捉えています。
ボスバトルで使用される「MEGALOMANIA」は、
音楽が挿入されるタイミングもアニメさながらの演出で子供心をくすぐります。
声優にあまり詳しくないですが各声優陣の表現力も素晴らしく
演出のクオリティは非常に高いと思いました。


悪い点

古臭さは拭えない

当時の時代背景的に流行していたものをガッツリ反映している。
ストリートファイターのようなゲームが始まったかと思えば、
別の章ではマジンガーZのような巨大ロボが登場したりと
リメイクから初めてプレイするゲーマーにとっては置いてけぼり感は出てしまうのかもしれない。

やり込み要素がなくすぐ終わる

忘れてはならないのがスーパーファミコン作品のリメイクだということ。
当時としてはそれなりのボリュームでも、現代のゲームのボリュームと比較すると少なく感じると思う。
各章はすぐ終わるけど終盤にボリュームが集中しています。
クリア後も特にやり込みはなく、
つよくてニューゲームなどの引き継ぎ要素もない。
そしてさらに追加要素も無いらしい。
予想だがこれまでリメイク作品は余計な要素を足し、
元の満足度を下回っているものが多いので、
真摯にリメイクした結果だと思う。
各章すぐに終わるため、忙しいゲーマーにとってはメリットに転じるのではないかなと思う。


総評

安いのでやってみて!

パッケージ版はAmazonで3000円台、
ダウンロード版はスクエニのセール期間で半額でAmazonと同等程度になったりと
買いやすい価格ではあると思うので興味があればやってみてほしいです。
似たようなゲームのオクトパストラベラーが難しそうと思う人はこちらからやってみてください。

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