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思春期を支えたマンガ

思春期を支えてくれた音楽や映画など。様々あると思いますが、今回はマンガについて。
それは高屋奈月さんの「フルーツバスケット」です。
ベタ中のベタですみません(笑)

他にも沢山読んでおりますよ。
引越しの度に持ち運んでいるのは下記のラインナップ
・フルーツバスケット
・花より男子
・よつばと
・宇宙兄弟

それぞれに思いれが沢山ありますが、今回は「思春期」というテーマがありますので(勝手に付けた)フルーツバスケット一択となります。

なにやらちょっと前までアニメもしていたとのこと。それは観ていないのですが、マンガに忠実だった様ですね。
一作目のアニメ化の時は見てました。
これがまた主題歌がグッとくるんです。
岡崎律子さんの「forフルーツバスケット」
物語にとてもあったメロディと声。思い出すだけで鳥肌立てて泣けちゃいます。

どんな物語なのか…私が語るよりは下記リンクから読んでいただけると助かります。(笑)

ファンタジーともいえるし、学園青春ともいえるし、ヒューマンドラマともいえるし、病みマンガともいえるし……。読む人の精神状況によって印象は変わりますが、きっとどんな状態でもグサっと心に刺さります。

私はこれを中学生の時に読みました。
主人公たち(登場人物がめっちゃ多い)みんながそれぞれに悩みを抱えているんです。
でもですね、この主人公の女の子にことごとく救われちゃうんですよ。

中学生の私は精神的にしんどくて、不幸自慢をしてないとやってらんない!という感じだったのですが、作中に出てくるセリフ一つ一つに私も救われちゃってました。
フルーツバスケットは「綺麗事ばかりで気持ち悪い」って思う人もいると思いますが、本当にしんどい時って、受け止めてくれる存在が必要なんですよ。

これはよく例える話なんですけど、
貴方が荷物を両手いっぱい、さらに段ボールも持って歩いているとしましょう。
その時に誰かが「こう持ったら楽だよ!こうやってみたら?」と横からアドバイスされても正直困りませんか?
「手伝うよ」とちょっとでも半分でもいいからその荷物を受け取って貰えたら体制が整うんです。
そこから「こう持ったら楽だよ」とアドバイスしてもらった方が嬉しくないですか?その方が聞けませんか?

まさにフルーツバスケットはそんな存在でした。
物理的には存在してませんけど、しっかりと荷物を持ってくれたんです。
とても優しい作品なのですが、「指を咥えて待っていたら誰かがその悩みを解決してくれる」とかそんな甘いことはこの作品にはありません。悩みを解決するのはやっぱり自分。どれだけ考えたか、悩んで向き合ったか。

そういう背中の押し方をする作品です。

少女漫画なので手に取りにくい方もいるかと思いますが、私は本当に学校の図書館に置いてほしい作品です。

最近漫画探してる方とか
読んだことある方はもう一度

是非是非読んで、語り合える日があると嬉しいです。

最後まで読んでくださりありがとうございます♪

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