「ことば」の選び方
今から書くのは、敬語とか丁寧だとかそういうのではなくて、「選択する言葉のセンスがよい人」のこと。
そういった類いをまとめた本も多くあるけれど、読んで知識にするのもなんか違って、こういうのはやっぱり実践とういうか、経験がものを言うというか…。
最近だと、退職した時、私に対していろんな人がコメントくれました。
Aさん「大変だったね。お疲れ様でした。ゆっくり休んでね。」
Bさん「今度たくさん話聞くよー!ご飯いこー!」
などなど、本当にみんな優しい…。
あたたかい気持ちになれたし、実際に話聞いてもらったりして甘えさせてもらいましたよ。うん。
でもね、印象に残ったのは下記のコメントでした。
Cさん「そんな大変な状況だったなんて、知らなくて悔しい!」
Cさんだけ、ちょっと違うんですよね。
もちろん、AさんBさんも嬉しかったし、正解はないし、私の精神状況によって受け取り具合が変わるのは承知の上なんだけどね。
労りの言葉でもないし、励ましでもなく、文字だけで見ると感想を言っているだけなんだけど、
私に起きている出来事を全く関係ないのに、自分ごとの様に、巻き込んで声かけしてくるているんですよ、コレ。
寄り添ってる…?というのかな…。
んーでも、私には「1人で頑張ってたんだね」って頭撫でてもらえた様な安心感があったんです。
実際にどうする事はできないのだけど「頼ってくれたらよかったのに」って言われた感じです。
そう。そうやって安心感を得つつも、こういう声かけができるCさんの人間力の高さにも感動したんです。
そりゃ考えればできなくもないけれど、即座には出てこない。
たくさんの人とお話しして、色んな経験を積んだんだろうなって。
私もそんな言葉たちを使える様になりたいです。
明らかに人と話す機会、回数が少ない環境なので、私はまずそこから改善していかないといけませんね。
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