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修正・追記【繊細さん#1】繊細さん(HSP)は、もともとすごい能力を持っている! 

こんにちは。


ピアノ講師、メンタルコーチとして活動しています。
「One Heart」です。


2024年1月14日、加筆修正・追記しています。


今日は、「繊細さ」について書いていこうと思います。


さて、みなさまは「HSP」という言葉を知っていますか?


まずは、「HSP」という言葉から。

HS(Highly Sensitive Person)ハイリー・センシティブ・パーソン
それぞれの頭文字をとって、「HSP(エイチ・エス・ピー)」と呼ばれている。


HSPは、環境や性格などの後天的なものではなく、
先天的な気質、生まれ持った性質である
ことがわかっています。


統計的には、人口の15%から20%、
5人に1人が「HSP」に当てはまるのだそう。(80%の人がHSPでないということになります)


いわゆる「繊細さん」と呼ばれる人たち。
その他の80%の人からは、理解が得られにくく、
非繊細さんの80%の人の中で生きていると、”生きづらさ”を感じやすい、といわれています。


今日の記事は、「HSP」さんをディスる内容ではございません。
むしろ、「HSP」はすばらしい能力だということをご理解いただける内容で書いていきたいと思います。


わたしの記事を普段から読んでくださっている読者のみなさまの中に、
「HSP」気質の方、多いのではないでしょうか。


お察しのとおり・・・、わたしも「HSP」です。


そんなわたしの実体験からも、今日は「HSP」について、
明るく楽しくお伝えしていきたいと思いますので、
最後まで読んでいただけるとうれしいです。


そして、「HSP」という言葉ではなく、
「繊細さん」と表現してこれからは記事を書いていこうと思います。


「繊細さん」にとって、とても大切な内容になっています。
少し長い記事になりますが、最後までおつきあいくださいませ。


今日は、目次を設定しています。


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繊細さん(HSP)の生まれつきの特性6選

まずは、繊細さんの主な特性についてご紹介したいと思います。


1. 深く情報を取り入れ、熟考する。

場の雰囲気や人のエネルギーに敏感に感じやすい傾向にあるため、空気を読む能力に長けています。
必要以上に情報を取り入れて、考えすぎてしまうため、疲れてしまう原因にもなります。

2.  共感力にすぐれている

言葉だけでなく、周りの人の感情を読み取り、自分を合わせることが多いのが特徴ではありますが、一方で相手に信頼されやすいタイプともいえます。
ドラマや映画などの作品に強く感情移入することが多いです。

3.  過剰な刺激を受けやすい

外部からの刺激に敏感なため、人混みや大きな音、光、気候の変化など五感で受ける刺激に対して過度に反応してしまいます。
また、相手の感情や周りの空気感など、目に見えないエネルギーに対しても敏感に反応しやすい傾向にあります。

4. 疲れやすい

刺激に敏感であるため、疲れやすいという特徴があります。
いつも周りを気遣っているため、たとえ楽しいことでもヘトヘトになってしまう傾向があります。
何もしていないときでも、ひとりでいる時でも、無意識に周りに対してアンテナを張り巡らせていて、常に情報を取り込んでしまうので、ネガティブな感情に飲み込まれてしまうと疲れてしまいます。

5.  心の境界線が薄い

自分と他人とを分ける壁のようなものが低い傾向にあります。
心の境界線が薄いため、相手からの影響をダイレクトに受けてしまいます。
ですので、相手に対して過剰に同調したり、相手の気分や考えに合わせてしまったりと、自分の本音がわからなくなってしまこともあります。
それは、裏を返せば人の気持ちに敏感に反応し、深く共感するための能力といってもいいでしょう。

6.  自己否定が強い

繊細さゆえ、人間関係においても相手を責めるというよりは、自分を責めやすい傾向にあります。
優しい性格なので、相手のことを優先してしまうのです。
ネガティブ思考で自分に自信がないため、周りから怒りの標的にされることもあり、自分の本音を隠して生きていることが多く、人と関わりたくないと感じることもあります。


ざっとご紹介しました。いかがでしたか?
深堀りするとまだまだあるし、この特性に当てはまらない方もいらっしゃいます。


繊細さんは、深く考える側面があるので、
もともと”内面が豊か”な人が多いのではないでしょうか。
深く考えることを「考えすぎ」と言われたりして落ち込んだ経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。
深く考えるからこそ、その後の行動が愛のある行動になっていることもあるのです。


感受性が高いので、その性質をうまく利用すると、
クリエイティブなお仕事やカウンセラー、医療関係などのお仕事をしている人も多い。


喜怒哀楽の表現が豊かなので、もともとコミュニケーション上手な人が多いんです。


でも、繊細さん(HSP)は、自分に自信のない人が多いので、
「私なんて・・・」と思ってしまいがちなんですよね。


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HSPは財産。 資産なんです!


ご自分が繊細さん(HSP)であることを否定しないで。
繊細さんは、病気ではありません。
直そうとしなくて大丈夫。
その特性を活かそうとすればいいのです。

HSPを直そうなんて思わないでくださいませ。
その性質は「宝物」です。


繊細さんバンザイ!


繊細さんの気質を持って生まれてきて、
今まで”生きづらさ”を感じているのは、
それ以外の80%の人たちに合わせなきゃ、と思っていたからです。


これからの時代は、「個」の時代。


人に合わせる生き方、ではなくて、
「個」を活かす生き方をする。


ここからはさきほどの6つの特性を、それぞれプラスの観点から見ていきましょう。


どれだけ、繊細さんがすばらしいかおわかりいただけると思います。



1.  深く情報を取り入れ、熟考する。

繊細さんは、よく考えるんです。
ひとりでいる時も、考えているんです。
考えることがダメなのではなく、この思考力の深さは、
いろいろな可能性に満ちているということ。


一般的に思考すると”視野が狭くなる”のですが、
繊細さん気質の人は「多様性」を無意識に受け入れている人でもあるので、
深く思考すればするほど、視野を広める、という選択肢があることに気づきやすい
のです。


これも、「気づくか気づかないか」だけのことなので、
気づいたら、「その他の解決策はないだろうか?」と考えればいいのです。


One Heart流に言うと、”思考のすきま”から直感的なメッセージが降りてくる、みたいな感覚でしょうか。
考えすぎる、というよりは深く考える中にふっと何も考えない瞬間があって(トイレタイムとかお風呂タイム、好きなことに没頭する時間とか)、その瞬間にふっと湧き起こる考えみたいな感じ。

こんなイメージです


人って、ずーっと考え続けることができない生き物だとわたしは感じていて、
どこかでふっと”思考のあいだにすきま”をつくっているんですよ、無意識に。


その”すきま”に「もともとある思い」が前に出てくる、みたいな感じです。


私の別ブログ(アメブロ)でこんな記事を書いています👇


考えて・・・考えて・・・ぐるぐるしてしまった時、
「もう、どうでもいいやー」とその考えすら手放した瞬間!
ひらめきが湧いてくる。
(これ、わたしのやり方です)


考えない、という選択肢もありますが、
考えて考えて・・・出てくるアイデアはすごい斬新だったりするのです。


だから、考えることも楽しかったりします👈ヘンな人です、笑。


わたしの場合は、考えすぎると身体にくるので(頭痛とか肩こりとか)
身体が教えてくれます。
「考えすぎですよー」って。
そうならない前に気づけばいいのですが・・・。
そうなってから考えを手放すと・・・ほーら、アイデアでてきた・・・ってよくあるパターンです。


自分の思考力とうまくつきあっていくと、
考えすぎることがダメなのではなくて、考えすぎるからこそ生まれるアイデアに到達するためのステップなんだと捉えることができます。


捉え方次第です。

2.  共感力に優れている


繊細さんは、自分のことを話すのがニガテな人が多いです。


それを、「わたしは話し下手だから・・・」とマイナスに考えてしまうのはもったいない。


これは、逆を言えば「聞き上手」なんです。


繊細さんは、「聞き上手」の典型的なタイプです。


よく相談されませんか?


これを特性と捉えて、セラピストやカウンセリングのお仕事をしている人も多いのではないでしょうか。


ほとんどの人が、「人の話を聞いていません」。


会話中でも、頭の中では「次に何を話そうかな」とか、「いつ自分が話を切り出そうかな」など、自分のことしか考えていません。


途中で話をさえぎられたり、ひどい時には話の途中で相手が話を割り込んできたりして、いやーな気分になったこと、ありませんか?


でも、繊細さん気質の人は、きちんと相手の目をみて真摯に話を聞くことができる傾向にあります。


話をきちんと聞いてくれるので、人から信頼されやすく相談もされやすいのです。


すばらしい気質の持ち主なんです。


でも、共感性が高いために相手のネガティブな相談事も真剣に聞きすぎて、まるで自分のことのように感じてしまうため、相談されたあとすごく疲れて体調をくずす、ということもあるあるなんです。


自分を犠牲にしてまで、相手の立場になってしまうのが、繊細さんなんです。


なんて・・・優しいのでしょう、涙・・・。


体調崩してしまった自分を責めないでくださいませ。


私も、ヤマハに勤務中はよくちょっとした体調不良がありましたが、
”自分の心と身体を守るため”という、辞めるいくつかの理由のうちのひとつを果たすため、一大決心をして退職してから、とても身体が軽いのです!!!!!!

好きで仕事していたのに、いつのまにか”義務感”になっていた。

わたしの実体験より


好きで仕事をしたはずなのに、こんな自分に気づいてしまったわたし。
義務感になることがダメなのではなく、気づけばそれでオッケーなんですね。

好きで仕事してるんだから、少しぐらいの我慢は当たりまえ。


わたしの実体験より

繊細さんは、頑張っているつもりでなくても、
自分に我慢してまで、人や状況に従事するんです。


いちばん大切なのは、自分自身です。


自分が癒されなくて、人を癒すことはできないんです。


セラピストやカウンセリングなど人の相談ごとを聞くお仕事をされている方は、
いちばんにご自分の気分を高めることをしてあげてくださいませ。


きっと今以上にお客さまに喜んでいただけると思います。

3.  過剰な刺激を受けやすい
4.  疲れやすい(ふたつ一緒に考えていきましょう)


このふたつは一緒に考えていきましょう。


繊細さんは、一般的に人混みが苦手な人が多いです。


外側に対してとても敏感にアンテナを立てているので(意識している、無意識でいる、両方)、たくさんの情報を常に取り入れているのです。


たくさん情報を取り入れ、深く熟考するので、疲れやすくなってしまうんです。


人混みは、人が発するエネルギーも人それぞれで、
場の空気感だけでなく、そこに居合わせた人のエネルギーの雑多な感じに我慢ができなくなります。


わたしもそうなんですが、とにかく騒がしいところが好きではないんですね。
あと、大きな音もニガテな人が多い。


ですので、極力人の多いところには行かない、これがベターかと思います。


人混みに行くと、頭痛がする人なんかもそういった気質があるかもしれません。

5. 心の境界線が薄い


繊細さんは、共感力が高いために他人の感情をまるで自分の感情かのように受け入れてしまう傾向があります。


映画やドラマなどでも、感情移入しやすく涙もろかったり、怖い映画などでは同じように恐怖を感じてしまい、夜眠れなくなってしまう人、多いのではないでしょうか。


外側との共鳴力が高いのは、一見マイナス要素のような気がしますが、
外側との「分離意識」が薄いんだと思うんです。
けっしてマイナス要素ではないような気がします。


これについては、今後もう少し深堀りしたいと思います。

6. 自己否定が強い


繊細さんは、セルフイメージが低い人が多いというのは一般的に言われていること。


子供時代に、なんか人と違う、変だ、など他人と比べて自分が劣っているような感覚を味わったことがある、という経験をしてきた人が多いからではないかと思います。


たしかに、20%ほどしかいない「繊細さん」。
ほとんどの繊細さんは、その場の空気を読んでカメレオンのように自分を自由に変化させられる能力も持っているので、外側からはわからない人が多いのです。


でも、不安や恐怖感などが出てきた時には、そのカメレオンの仮面がはがれる時があって、変な側面が見えてしまう、ということが多々あるんだと思うのです。


感情の波に飲まれている時。
そんな時に、自分をコントロールできなくなってしまい、空気を読む力もなくなってしまうんですね。


そんな自分を、否定してしまっているんだと思うんです。


空気読んで、カメレオンのようにその場に同調できている時、
それは、「人に合わせる、という能力」を使っている時です。


「能力」と表現しましたが、繊細さんは素の自分を出すと変な人と思われてしまうから、あえてこれをやっているわけです。
でも、これをずーっとやっていると疲れてしまうんですよね。


感情の波に飲まれ、自分を見失うことがダメなのではなく、
不安や恐怖感でその場に同調できなくなることがダメなのではなく、
自分らしくいられないことに、違和感を感じているということが繊細さんが自己否定する最大の問題
なんだと思うんです。


「自分らしく」いると、変な自分がバレてしまう、という恥ずかしさを持っている、というのも繊細さんの特徴でもあります。


もっと別の言い方をすると、
他の人よりも、「自分らしくいたい」というとても強い願望を持っている、
繊細さんの特徴と言っていいのかもしれません。


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これからは、「個」の時代。


占星術では、「風の時代」を言われています。
この「風の時代」は、2020年頃から始まりそれまでの「地の時代」からの移行期間を経て、2023年は本格的な「風の時代」の到来だとも言われているのです。


リモートワークやキャッシュレス化など、
急速に今までの「価値観」が変化する時代に突入しました。


もう、変化が早すぎて来年がどうなっているかなんて誰もわかりません。


その変化をいち早く感じ取れる能力を持っているのが、わたしたち繊細さんなのです。


今の状況を深く考えることから生まれるアイデアはあながち間違っているとは思えない。(間違っている時もありますが・・・笑)
この世界はトライ&エラーだとすると、そんな間違いもオッケーであって、
その間違いからも、わたしたちは何かをキャッチできるんだと思うんです。


いかがでしたでしょうか?


繊細さん(HSP)について主な特性をマイナス面、プラス面、両方の側面からアプローチしてみました。


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マガジン『”繊細さん”という豊かさを活かす!!』


自分自身もHSPであるわたしにとって、
この気質と向き合い、この気質を活かして生きていく方法を探っていきたいと思いました。


昨年メンバーシップで投稿してきました”繊細さん”にまつわるnoteを、有料マガジンにまとめました。


単体購入もできますので、ご興味ある内容のnoteがありましたらぜひ読んでみてくださいませ。


✧˙⁎⋆『”繊細さん”という豊かさを活かす!!』マガジンはこちらです。
フォローだけでもうれしいです。
どうぞよろしくお願いいたします。


繊細さん(HSP)とはどんな人たち?
どんな気質なの?
それは直さないといけないの?


いろいろな疑問が出るなかで、この『繊細』という気質は、変えるというよりむしろ、「活かす」方が圧倒的にこれからの時代はうまくいく、と思います。


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自分の身体を育てることも大切


また、繊細さんは、身体の感覚にもとても敏感な人が多く、
体調不良を抱えている方も多いのではないでしょうか。


いつもご自分の体調を気にするあまり、約束を入れるのがこわくなってしまったり、約束をキャンセルすることに罪悪感を感じ、無理してしまうことも。


繊細にとって、自身の身体と向き合う、というのも
実践のひとつにしていただけたら・・・と思っています。


軽ーい身体になることも、十分可能だから・・・


わたしのこれまでの人生で、いろいろな方の支えがあってここまで来れている、という感謝の気持ちを何かカタチにしたい、と思っております。


充実した内容で、お届けしていけるよう
私自身も、心(マインド)と身体(ボディ)両面のバランスを整えながら、いい瞬間にいい発信ができるようもっと精進していきたいと思います。


今日も”愛”あふれる一日をお過ごしくださいませ。


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